【公演日】
2021年6月18日(金)
【開演時間】
14時
【劇場】
高崎芸術劇場 スタジオシアター
(群馬県高崎市)
最寄駅:JR高崎駅 徒歩約5分
【上演時間】
約2時間
(休憩なし)
【チケット】
1階 下手
8,500円
【観劇回数】
作品 3回目
劇場 1回目
【評価】
SSS
【スタオベ】
【いちばん良かったキャスト】
マキタスポーツさん
ギン
【メモ】
最前列は9列(9列と10列の間に中通路)
千秋楽
空調快適
涙腺崩壊
藤田俊太郎さん挨拶あり
時間差退場あり
・先月、初台の新国立劇場で初観劇して、大当たりも大当たりで、その日のうちに高崎公演のチケットを追加予約ちょうど1年前に新国立劇場バレエ団さんの公演が中止になって「会場推し」だけしていた高崎芸術劇場での公演があり、行けるタイミングで、さらに好みの座席も残っていたいくつもの奇跡が重なった運命
・昨年、高崎芸術劇場のロビーまで入って、駅からの導線(屋根付き直通デッキ、誘導ブロック)がしっかりしていただけでなく、建物内外のデザイン的な綺麗さが素晴らしく、どうしても中で観劇してみたかったが、1年越しでの観劇今回はバレエ公演でなく演劇公演なので、スタジオシアターという他劇場では一般的に小劇場と名称設定される規模の劇場。中に入ったら、角度もよく、段差もしっかり(←超重要)、2階席もチェックしたが最前列前の手摺りも問題なく、段差もしっかりで愛知県芸術劇場さんみたいないい角度2階席でも問題ないどころか、チケットの価格設定が1階席より安かったら、2階席の方がいいかもしれない1階席も段差、座席(椅子)、角度なども良くて新国立劇場小劇場よりもはるかにいい客席だけでなく、インフォメーションの設置、ロビーのふんわり椅子、トイレの設計の細かさ(仕切りあり)、石鹸も温水も自動で手洗いできるなどの設備面を見ても(大劇場はまだ観ていないが)、観劇した全国ホール(100ヶ所以上)の経験からトップクラスではなく、トップの劇場と言っていいくらいの凄さ「芸術劇場」の名称のピッタリ感もこの上ないこの劇場の設計に観劇するお客の視点が他劇場のそれ以上に反映されていて、良い劇場をというより、いちばんを目指したのが伺える細部までこだわりすぎたのが一線を超えてしまって、劇場備品の入札で官製談合が発生してしまい黒歴史になってしまったが、仕様書の書き方でどの業者が落札しても、欲しいメーカーの照明機材が入るようにはできなかったんだろうか黒歴史があるが、凄い劇場であることに変わりはない
・これから建て替えするところは、高崎芸術劇場を参考にというか、同じ設計業者を選定した方がいいような(せめて視察を)。どうしても建替前より収容人数を多く見せたいという成果的な意向(アピール)が入ってしまうと、客席数最優先で段差や手摺も含めて見え方なんか考慮していないような劇場・ホール・会館も全国的に散見されるが、舞台上のパフォーマンスの感動を客席に伝える(伝わる)という本質を優先的に考えた設計の劇場が増えることを願う
・マキタスポーツさん、ホームレスだが人間味が残っていて、その人間味のある台詞(演技)が役のキャラクターを引き立て、ストーリーの格になっていた松岡さん、夏子さんとの間だけでなく、絡んだ登場人物に合わせた台詞が絶妙のバランス・タイミングだった
・松岡昌宏さん、3回観て3回とも落ち着きある安定感抜群のパフォーマンスだった会場の関係で客席が一方向だけだったので、両方向の客の対応していた松岡さんが変更にいちばん負担があったと思われるが、違和感ないベクトルだったその会場の関係か、舞台上部に映像使用しているのに気づいて、オカマバーがエンジェルタワーと言う店名だったのが判明
・夏子さん、台詞の聞きやすさもタイミングもさらによくなっていた喋り方で家出娘を上手く表現できていた松岡さん、マキタさんとの3人それぞれのパワーバランスが絶妙で、キャストの力と演出の匙加減の両方が非常に良い方に噛み合っていたまだ若くて(舞台経験が少なそうで)、カーテンコールで視線が緊張しているが、たまたまお名前が似ている昆夏美さんに似ているパフォーマンスオーラが出ているので、今後のご活躍に期待
・メインの3人以外の方は、複数の役をというか、さっきまで違う役だったのにもう違う役になってる状態で、わざとなのかそのキャラクター(役)の差を強調するために続けて出させたのか、キャストの演技力(演じ分け)もそうだが、非常に上手い演出だったキャストに穴がない(1人もいまいちな方がいない)状態で、キャスティングの段階で上手くいっていたと思われる近所のおばちゃん3人組の台詞がさらに良くなっていた
・一般的には東京公演後の地方公演は、パフォーマンスが落ちたり、客席の雰囲気の違いがパフォーマンスに影響したりとあるが、このカンパニーはそんなことは感じさせずに、さらに信頼関係が増しているように見えた
・この高崎公演の前にシリーズ第3弾作品の稽古動画を視聴したが、台詞が聞き取りにくくて不安が増してしまったそう感じさせたのは、この『東京ゴッドファーザーズ』の完成度の高さDVD発売は厳しいだろうか
・群馬は6回目だが、波長が合うのかいつも満足度が高い
朝食兼昼食
(高崎駅 荻野屋さん)
・峠の釜めし定食
・下仁田こんにゃく味噌田楽
・焼きまんじゅう
『アニー』の特番で荒井美紅さんが大絶賛していた「こんにゃくパーク」に行きたかったけど、時間なくて断念
職場へのお土産
(高崎駅 群馬いろはさんで購入)
『東京ゴッドファーザーズ』にジャストなはなひとしずく(つるまい本舗)