浅利演出事務所
ミュージカル
夢から醒めた夢
【公演日】
2021年6月5日(土)
【開演時間】
13時30分
【劇場】
自由劇場
【上演時間】
1幕 60分
休憩 20分
2幕 50分
【チケット】
1階 上手
8,800円
【観劇回数】
作品 27回目
劇場 137回目
【評価】
SS
【スタオベ】
【いちばん良かったキャスト】
山科諒馬さん
メソ
【いちばん良かったナンバー】
メソの悲しみ
【物販】
プログラム 800円
【メモ】
空調快適
カーテンコール 野村玲子さん挨拶あり
時間差退場あり
・前回2階席で今回1階席。やっぱり1階席の方がキャストのベクトルが正面になるので演技の細かさが見えて観やすいが、コロナが収まっていない状況だと、2階席の方がいいかもしれない。2回観るなら角度を変えるために、1階2階それぞれ1回ずつ観るのがいいけど、1階席を先で観るべきか2階席を先で観るべきかなかなか難しい。
・山科諒馬さん、役作りというか入り込み方が凄い気合いが入っているというより、集中力の深さで役を演じているイジメのターゲットにされている負のオーラが説得力抜群で、持ち歌でかける言葉がない空気感で客席を静寂の闇に包んだベースの演技力が非常に高いので、かなり色々な役で表現できると思われる
・笠松はるさん、上手の席だったので帽子で表情見えなくなるかもと覚悟していたが、1幕では10度くらい立ち位置を斜めにしていたので、持ち歌のいいところが表情ばっちり見えた次は夏休み後半の本命作品『アニー』に期待大人キャストが稽古から本気で演じれば子供キャストに伝わるはず(どちらかというと、大人キャストの方が心配)。オーディションを勝ち抜いてきて、コロナにも耐えてきた実力ある今年の子供たちなら、レベルを上げてもついてこれる
・四宮吏桜さん、表情ではまだだが台詞で演技するストレート向きのパフォーマンスタイプ的にはちょうど共演の近藤真行さんに近い台詞の声量を場面によって、ちょっとだけ強弱付けるようにすると、さらに伸びるような(強弱付けすぎると逆効果になるので、なかなか難しいかもしれない)
・アンサンブルで視線釘付けになったのは吉田彩乃さん一推しの生形理菜さんを彷彿とさせるキャラクターで、表情にも声にも個性が出ていた『桃次郎の冒険』アンズc役に超ぴったり感が浅利慶太さんが審査員していたら、劇団四季オーディション合格出してるはず
・そばの座席で、5歳位の女の子が観劇していたが、デビルやヤクザでかなりの絶妙なウケ方をしていたこの作品がファミリーミュージカル(子供向け)だったのが納得の反応を示していた