【公演日】
2020年7月18日(土)
【開演時間】
17時40分
【劇場】
積水ハウスミュージカルシアター
四季劇場[夏]
1幕 75分
休憩 20分
2幕 65分
【チケット】
1階 上手
9,900円
【観劇回数】
作品 58回目
劇場 72回目
【評価】
A
【スタオベ】
級
【いちばん良かったキャスト】
本城裕二さん
スカー
【物販】
プログラム 1,800円
(2020年3月版)
【メモ】
売店スタッフ
風が直撃席涼しくて快適
規制退場なし
・本城裕二さん、台詞も表情も演技も上手すぎる演技が細かいので、役のキャラクターがきっちり出ている1幕持ち歌、ジーザスのシモンのように熱くて最高ただ、このタイミングで咳を我慢していたので、かなり辛い喉が乾燥するとヒリヒリと刺激がくるので、このご時勢、余計な咳はできるだけセーブしなくては。で、1幕凄いと思ったら、2幕の持ち歌がもっと上手かったこっちは、熱さというか勢いではなく、演技しながら歌っているので、ナラcへの一方的な想いが伝わってきた
・島村幸大さん、久しぶりにシンバ役で観たような以前より役に余裕が出ていて、演技に遊びの部分も加わっている持ち歌はいちばん安心して聴けるというか、島村さんの声質がいちばん聴き心地が良いベテランというか、格の違いを魅せていたが、アクシデントが起きた時につられたのかいい余裕がなくなってしまっていた。自身で引っ張ってうまく軌道修正できれば、さらなる極みに。
・辻茜さん、以前観た時とは段違いに良くなっている台詞に演技が乗せられるようになっていて、シンバと再会後、口論になり別れるところがいちばん良かった『カモメに飛ぶことを教えた猫』で猫役を演じた経験が活きているのか、猫っぽさも出ていて良かったスカーとの絡みも良かった
・平山信二さん、遠藤珠生さん、台詞・歌に加えて表情が特に良かった劇団四季全体的に演技力を出すようにと変わったのか、アンサンブルさんまで、細かく表情作って演技していた
・松尾千歳さん、台詞上手くて、歌は『サウンド・オブ・ミュージック』のシスターと同じ声だったスカーに殴られた時の倒れ方が秀逸
・原田美欧さん、体型が凄い逆三角形みたいに超絞りこんでいる細すぎて心配だが、見た目で凄いインパクト
・たぶん古木瞳さん、ナラcパペットの時の高速開脚ジャンプが観れた平井佑季さん四季劇場[春]のとき以来で久しぶりに観れた
・たぶん若山展成さん、そのナラcに追いかけてられているプンバァパペットの時に、表情完璧に作っていた帽子で顔がほとんど見えない場面でも演技しているところが凄い
・岩間甲樹さん、最初の1分くらいで台詞と表情が上手いのでセンスがあるのが分かった身体が硬いのか、ダンス部分はこれからだが、それ以上に台詞と表情が良かった
・小林百合香さん、優等生的な雰囲気と動きだが、こどもっぽさ(もっと低年齢)を意識すれば出せるはず。いちばん難しいと思われる台詞「あなたは勇敢だったわ」が上手かったので、次回に期待
・ベテラン陣にアクシデントが複数あったが、舞台にアクシデントはつきもの。毎回だとアレだが、たまにだったら生の舞台の醍醐味の一つ。切り返しや周りのフォローが腕の見せどころ。最近のテレビはつまらないのでテレビのない生活をしているが、テレビより舞台観てる方が遥かに楽しい。コロナに負けてはいけない。