こんにちは!
今回は語るシリーズです。
スピッツのスパイダーの歌詞解釈に挑んでみました。
スパイダーは、スピッツの10thシングル。
アルバム「空の飛び方」に収録されています。
歌詞解釈のきっかけは、最近知り合いに「スパイダーって草野さんはどんな気持ちで作ったの?」と聞かれたためです。
そういえばあんまり考えたことなかったな…!と思い、改めて歌詞をさらってみるとその場で全く答えられない!
これはしっかりと考える必要がある…とスパイダー考察週間が始まったのです。
論点が色々ありどんな解釈でもできそうな歌詞ですが、自分の中でたどり着いた一つの解釈を載せてみようかなと思います。
⚠以下は歌詞解釈を含みますので、苦手な方はご注意ください。あくまで個人的な解釈ですm(_ _)m⚠

スパイダーを語る上で、論点がいくつかあると思うので1つずつ取り上げていこうと思います。
論点①「老いぼれたピアノ」とは?
"可愛い君が好きなもの ちょっと老いぼれてるピアノ
さびしい僕は地下室の すみっこでうずくまるスパイダー"
1番の歌詞で、可愛い君の好きなものとして「老いぼれてるピアノ」が紹介されます。
また、同時に「さびしい僕」=「地下室のすみっこでうずくまるスパイダー」であると語られます。
また、2番の歌詞で現れる
"さびしい僕に火をつけて しらんぷりハート型のライター"
僕に火をつけたのが君だと考えると、
「可愛い君」=「ハート型のライター」と例えられています。
このように、スパイダーの歌詞の中では、人をモノや生き物に例える表現が出てきます。
すると、彼女の好きなものとして唐突に紹介される「老いぼれてるピアノ」も、「誰か」をモノに置き換えた歌詞ではないか?と考えられます。
そもそも「老いぼれてる」はモノに対して使う言葉ではないし…
「老いぼれてるピアノ」から想像できるのは…?
→例えば、「だいぶ年上のお金持ち」??
きっと可愛い君には釣り合わないほど年上の人なのかなと推測されます。
君は年上のお金持ちに夢中で、僕のことは地下室のすみっこにいるスパイダーくらいに見向きもしない存在、という立ち位置と考えられます。
論点②「筋書き」は誰によるもの?
"洗いたてのブラウスが 今 筋書き通りに汚されていく"
「洗いたてのブラウス」は「可愛い君」のものと考えられますが、「誰」の手によって汚されていくのでしょうか?
「老いぼれたピアノ」の筋書きか、「さびしい僕」の筋書きか…
色々考えられると思いますが、私の結論は「老いぼれてるピアノ」と「可愛い君」のふたりによる筋書きかなと考えました。
老いぼれてるピアノが、可愛い君にお金を払い、筋書き通りに汚されていく。
「洗いたてのブラウス」とあるように、初めてではなく何度もそのような行為を繰り返している。
すると、サビの
"だからもっと遠くまで君を奪って逃げる
ラララ千の夜を飛び越えて走り続ける"
唐突に出てくる「だから」との繋がりが見えてくる。
老いぼれてるピアノに奪われる千の夜から、君を助け出そうという物語に変わっていきます。
君からは見向きもされないスパイダーなのに…!
論点③「とっておきの嘘」とは
すみっこで見向きもされないスパイダーは「とっておきの嘘」をついて可愛い君を捕まえます。
とっておきの嘘は、きっと「老いぼれてるピアノ」よりも良い条件でしょうか。
お金を高く払うのか、身体を売らなくても生活できるようにしてあげるのか。
スパイダーなので、蜘蛛の巣を張り巡らすような周到な嘘を用意したのでしょう。
しかしあくまでも「嘘」。
君は本当にそれを望んでいるのでしょうか。
スパイダーのエゴでしかないかもしれません。
"さびしい僕に火をつけて しらんぷりハート型のライター"
君が僕に火をつけたのが悪いんだからね!というような他責感にも見えてきます。
僕は君に夢中で救いたいと思っているけど、君にとって僕は金づるでしかないのかもしれません。
論点④「こがね色の坂道」とは?
"こがね色の坂道で加速したら二度と戻れないから"
こがね色の坂道、といえば夕日に照らされた坂道とも考えられますが、ほかにもこんな風にも考えられるかもしれません。
こがね色は黄金色。お金をもらって身体を売るような生活が加速したら二度と戻れないから。
だからもっと遠くまで君を奪って逃げる、に繋がる気がしてきます。
もうひとつ、これは飛躍ですが、ロック大陸漫遊記で以前マサムネさんが「スパイダーの蜘蛛はコガネグモがモチーフだ」というようなことを話していました。
「コガネグモ」から「こがね色の坂道」が来ているのであれば、スパイダー側の道も二度と戻れないのかもしれません。
論点⑤「力尽きたときはその時で笑い飛ばしてよ」
力尽きたときというのは、スパイダーのお金が尽きたときか、老いぼれてるピアノに奪い返されるときか。
その時は笑い飛ばしてほしいというスパイダー側の願望でしかないかもしれません。
君が望んだわけではないのに、筋書き通りに汚れていく君を勝手に救いたがって嘘をついてまで奪って逃げていく物語。
MVでは最後スピッツに囲われて、どこを向いても逃げられない…
可愛い君は救われたのか、果たして。
力尽きたときはその時で笑い飛ばしてくれていたら良いなと思います。
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Aメロの1番と2番の歌詞。
一番高い音に「ちょっと」「すみっこ」「とっておき」「しらんぷり」というキュートな言葉を入れてポップな歌詞にしていたり。
ギターのかき鳴らすリズムがご機嫌なリズムだったり。特に2番は君を捕まえたご機嫌具合が伝わってくる気がします。
それでいてBメロがメロディアスだったり。
サビがキャッチーな上に同じフレーズがひたすら続いたり(大半がサビと言っても過言ではないくらい奪って逃げ続けている)。
全体的に歌詞と合わせた音作りも大好きなんです。
これぞスピッツ、抜かりがない…!
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色々とトンチキと思われそうな歌詞解釈をつらつらと語ってきましたが、私自身この解釈を一旦のゴールにするまでいろんな方向に解釈を繰り広げていました。
聞き手によって解釈は変わるし、もっとしっくりくる解釈も世の中にはあるのでしょう。
知り合いに聞かれた、
「スパイダーって草野さんはどんな気持ちで作ったの?」の問いに対しては、
草野さんがどんな気持ちで作ったかは分からないけど私なりにはこう解釈してみました!でもこれは一例で、ご自身でも考えてみてね!
とお伝えしようと思います![]()
人の数だけ解釈がある!と思っております🙇♀
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夏イベ、楽しかった〜〜〜!
レポが書けなかったのですが、簡単な感想だけでもそのうち書きたい!
そしてニューアルバム情報にツアー情報!
これも書きたい!!
書きたいことがいっぱいあるので、また近いうちに現れたいと思います![]()
ここまで読んでくださり、ありがとうございました![]()
過去の歌詞解釈

