こんにちは、ゆうきゆうです。
先日久し振りに「クレイマー・クレイマー」(D・ホフマン主演)を見ました。
20年以上も前の映画なのですが、ちっとも色あせていません。
良い映画はいつまでも良い映画なのですね。
ところで、今日のお話は、「ファミレスで注文と違った料理が出てきたときあなたならどうする?」です。
はい、上手なクレーマーになるために、です。
そうです、ただのゴロです。
映画とは全く何の関係もありません。
すみせん、はい。
投げつけられた座布団が片付きましたので、本編に戻りたいかと思います。
さて、ファミレスで注文と違った料理が出てきたときあなたならどうしますか?
1.自分の注文が悪かったと、何も言わずに、そのまま食べる
2.「すみません。注文は●●ではなかったですか?」と、聞く
3.「●●を注文したのに」と、文句を言って取り替えてもらう
答えを選んでから次を読んでくださいね。
さて解説です。
何かマイナスのことがおこった場合、人間は、
「自分のせいにする(内罰型)」
「外のせいにする(外罰型)」
「誰のせいにもしない(無罰型)」
の3パターンの行動のどれかを取ると言われています。
けれどもマイナスのことがおこる原因が、自分のせいだけ、相手のせいだけということはまれです。
つまり、どれかひとつだけしか考えないのは、少々バランスが悪い人です。
もしかしたら、ただ隣のテーブルに運ぶメニューを持ってきただけだったのかもしれません。
そうだとすると、答えにはありませんが、「ま、いっか。(無罰型)」と、運んだメニューを食べてしまった時、お店サイドが間違えたのですから文句は言えませんけれども、「一言いってくれたなら何とかなったのに」となるのではないでしょうか。
そして、1番のようにただ流されてしまうのは、無難にこなせますが、それ以上の発展はありません
し、自分を責めてしまう(内罰型)のは、常に虐げられる立場に身をおいてしまう危険性が。
3番のようにすかさず文句を言う(外罰型)のも、お店のように取替えに応じてくれる所ならいいのですが、「無職になったのは政治が悪い!」「国のせいで俺の生活は…」といったことになると、何の解決にもなりません。
また、いつもトラブルメーカーとなってしまっては、周囲の人から敬遠されて悪循環です。
そのため2番のように、どの可能性も考え、相手とうまく話をしていく人が、立派なクレイマーと言えるでしょう。
クレイマーになる事は悪い事ではありません。
けれどもトラブルメーカーになるのはいただけないものです。
上手なクレイマーになってください。
ではまた次回、お会いしましょう。
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イラスト…百福さん