さて、本日は夢診断をひとつ。
………………………………………………………………………………
こんな夢を見ます。
会社か自宅かわからない場所で、ボクは何か大事なものを必死で探している。
苦労の末にやっと見つかり、ホッとしたのもつかの間。
よそ見をしているうちにまたそれがなくなり、必死で探すことに。
周囲にいる人たちに相談もできない。
相談して「おまえの責任だ」と怒鳴られるのが怖いのです。
診断をお願いします。(事務機メーカー勤務・45歳)
………………………………………………………………………………
この夢を簡単にまとめると、こうなります。
「大切なモノを探す」「見つかる」「またなくす」…という繰り返し。
ある意味、とても抽象的な夢ですね。
ですのでこれは、たくさんの解釈があり得るでしょう。
「夢」でもいいですし、「好きな女性」でも当てはまりそうです。
ただここでの一番のキーワードは、「おまえの責任だと怒鳴られるのが怖い」という部分。
それが夢や女性なら、たとえ失ってもあなたのことですので、他人に怒鳴られる筋合いはありません。
ですのでここで象徴しているのは、「責務」だと思われます。
おそらくあなたの仕事は、それこそ失敗の許されない、何かのチェックに関わることが多いのではないでしょうか。
その重圧の中、とにかくあなたは常に正確に仕事をやり遂げようとしています。
それこそが、「大事なものを必死に探している姿」なのです。
こういう夢は、クリエイター業務よりも、何かの管理業務の方に多いようです。
もちろん責任感は大切ですが、こんなに夢に見るまで苦しんでいては、元も子もありません。
ですので今度そんな夢を見たら、とにかく行動をしてみること。
その大切なものを見つけた瞬間、それを自分から遠くに投げるのです。
もしくは粉々に壊してみてもいいでしょう。
こうすることで、「たまには、ちょっとだけ気持ちを楽にしてもいいんだ」と思えるようになってきます。
あまり、あなた自身を追いつめないであげてください。
どうか夢の中だけでも、好きなことをされてもいいんですよ。
小さい頃の夢はもっと伸び伸びとしていませんでしたか?
それを思い出して、気持ちを楽にしてくださいね。