びっくりするくらい久しぶりに、ブログを開いてみた。

色々と忙しい日が続き、気づけばもう1年近くもお留守にしていたことになる。

ともかく、年月が過ぎるのが早い。

 

第2テーマの「じいの介護」も途中であるが、第1テーマに戻って少し近況をご報告する。

息子は大学3年生になり、医学部は奇数学年は楽だということで、少しのんびりしている。

家庭教師のバイトも始めたということ。

かなり成績的には厳しい中学生のご兄弟を担当しているとのこと。

「二人で時間を分けて教えているんだよ。」

「並行して、一人教えて問題解いている間にもう一人教えれば時間を有効に使えるじゃない。」

「それは、だめだよ。問題解くところを見ていなくちゃ。どこを見ているのか、どこから書いているのか、どこで手が止まるのか、どこで間違えたのかよく見て対策を考えるんだよ。」

「おまえ、なかなかやるねぇ。」

いい医者になるかもしれないと思った。

 

夏休みには、部活の医体もあり、家庭教師のバイトは他の人に託すことができるとのこと。

お盆前には帰省してきて少しゆっくりできた。

いつものように初日は、近況を喋りまくる。

「友達はさ、休みになるとすぐ家に帰るんだよ。上げ膳据え膳で楽ちんだからって。」

というわけで、息子はお客様状態になり、ごろごろしてスマホをいじって過ごす。

 

余裕がない私大医学科は中高生より夏休みが少ない。

しかも、今回、息子は一科目再試になっていて早めに戻らなくてはならなかった。

試験自体は出るところが決まっているから1日やれば大丈夫と言い切っていた。

息子が言うには、授業をちゃんと受けていないとできない皆が落ちるような試験は得意なんだそうだ。

落としたのは過去問から出題されたもの。

疲れが出てきて一つだけやり残したところから出たとのことで、難しいものではないそうだった。

息子は要領は悪いが定着は良い方なので、勉強に関してはあまり心配していない。

病気も薬でコントロールでき、体力もついてきている。

でも、別のところに心配はあった。

 

息子は、これまで帰省してもほとんど友達と遊びに行くということがなかった。

「人づきあいも大事だよ。連絡とってみれば?」と母は何度も言った。

今回は、その母の忠告もきいたとのことで、なんといきなり幼なじみと飲みに行き、朝になっても帰ってこなかった。

「遅くなるよ。」のメールだけで、いつ帰ってくるのかと母は夜よく眠れなかった。

夫にも「もう子供じゃないんだから。」と言われ自分でもわかっているのだが、夜が明けてさすがに何の連絡もないので電話した。

案の定、息子は迷惑そうに電話に出た。

後で、

「近所の友達が集まってさ、おれ成人式行ってなかったから(二浪中でセンター試験直前だったから)ホント久しぶりで、飲み屋の近くの〇君ちの離れでみんなで夜通ししゃべってたんだ。」

と報告してくれた。

連絡しなかったのは悪かったとも言った。

まあ、確かに一人暮らししていればいつもこんななんだろうけど。

母にもなつかしい名前がいくつか出てきた。

 

心配はしたけれど、よかったと思った。

遊びに出かけて喜ぶというのも過保護な話である。

 

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