菩薩が膝を立てて岩の上にくつろぐ姿をした高さ89センチの木像。
60年に1度しか公開されない秘仏。
顔立ちや着衣の写実的な表現などから、運慶・快慶に続く世代の京都周辺の仏師の作とみられる。
最初に写真で見た時、「これ、如意輪観音?」だったし、如意輪観音なのかどうかは諸説あるらしいんだけど。
とにかく美しかった✨
如意輪観音(と呼ばれる仏像)って、ポーズも違うのに、何だか妙に色気があるなぁって思う。
ほどほどにしか人もいなくて混んでなかったので、これ幸いとじっくりといろんな角度から見た👀
仏像単品でも素敵なんだけど、岩との組み合わせってところもまた良いの。
目と額のところが水晶になっているらしくて、とても綺麗✨
他にもそういう像いくつかあって、全部、まじまじと見入ってしまった。
写真じゃ全く分かるようにはなってないから、後で見返そうにもイマイチで何だかとても悔しい😣💦
本物を繰り返し見たいし、いろんな人にも見て欲しい!
しかしね、これ、本来は60年に1度しか公開されない秘仏らしいよ!
見る難易度が高過ぎる😱
せめて1年に1度とかにしようよー。
愛媛行くかどうか怪しいけど、本家の四国八十八ヶ所巡りもいつかやってみたいし、行きたいなぁ。
もう会えないかもしれないし、手元に何らか残しておきたかったので、この像のグッズを買った。
アクリルスタンドとエコバッグ。
アクスタは後で、自室の神棚的なあの場所に飾る予定。
ところでこの仏像、東京会場では展示がなかったそうなのだけど。
九州国立博物館に来て、新たに分かった事があったそうな。
愛媛県鬼北町・等妙寺の本尊、 菩薩遊戯坐像
(13世紀、鎌倉時代)の体内に、木製の五輪塔が納められていることが九州国立博物館(福岡県太宰府市)のX線CTスキャン調査でわかった。一般的な五輪塔とは形が異なり、仏像に魂を込めるため特別に制作されたとみられる。
私、今回仏像達を見て改めて分かった事が色々あって、目の水晶ともう1つがこれ。
仏像の体内に何かが入ってる事がしばしばあるという事。
こちらの仏像の場合はまた面白くて、体内に五輪塔があり、その五輪塔はキャップ付きの壺みたいな作りになっていて、五輪塔の中にまた何か細かい粒々が入っているらしい。
会場の説明には、そんな事が書かれていた。
ここ1ヶ月とかの新発見なんだなと感動✨✨
菩薩遊戯坐像、福岡に来てくれてありがとう。
会えて嬉しかった☺️