心配事 | 春待ちの桜の夢の尾となりて

春待ちの桜の夢の尾となりて

いつか来るはずの春を夢見て、明日を信じて。。。進んでいこう。
大丈夫。。。明けない夜はないのだから。
たとえ今は、明日の光すら探せなくても。。。
まずは一歩、踏み出そう。みんな一緒だ。そして、みんな。。。勇者だ。

昨日は誕生日だった

こんな時に限って。。。

いろいろと心配の種が増える

 

娘夫婦が家を購入するらしい

一生の買い物

長ーく続くローン地獄のはじまり

 

今、娘の暮らしているアパートは二部屋とキッチンのみ

双子の子供を抱えて。。。

それでは狭すぎる

 

小学校へ上がる前に引っ越し

これは必須

ただ。。。

引っ越し費用と広いところへの住み替え

当然、家賃も上がる

 

考えた末。。。

この機に一戸建ての購入を決断したらしい

 

世はコロナ禍

明日の行方さえみんなわからない

そんな状況で

簡単に決めて良い話ではないのは

百も承知

二百も合点

 

ただ。。。

家を持つ

その一点で嬉しくて

キラキラと目を輝かせている娘夫婦に

現実の厳しさを諭すのは

なかなか無理。。。

 

若いから無茶をする

 

それは私たち夫婦もしてきたことで

先のことを不安がって

親たちが出したNOの答えを

聞き入れるはずもなく

 

ならば、信じて

出来る限りの応援をしてあげようと

気持ちを切り替える

 

そういう我が家も

今だ。。。住宅ローンを払い続けている

長く果てしなく厳しいローンだけれど

たいした覚悟もなく

家を建て

店を持ち

借金を重ね

なんの蓄えもなく

現在に至っている私たちには

もちろん。。。

何も言える立場にない

 

娘夫婦の溢れるほどの夢や期待を

無理だよ。。。

とか

やめたほうがいい。。。

とか

絶対、失敗する。。。

とか

否定的な言葉で決めつけるのは

違うと思ってしまう

 

だって、私はもう知っている

全力で止めようとした

予期しない娘の出産も結婚も

今となれば

これで良かったと思っているから

 

あの時。。。

私が願った通り

出産も結婚も諦めさせていたら

今。。。

命より大切な孫たちに会えなかった

 

私は。。。今でもあの時

今回は諦めてほしいと言ったことを

後悔している

 

それはすなわち

あの孫たちを殺せと言ってしまったことに

違いないのだから

 

私は一生その罪を背負っていくのだろう

無理でも大変でも無謀でも

正しいことってあるんだ

 

私は間違った。。。

 

大人の計算できる考え方や

不幸になる確率やら

それは。。。

押し付けてはいけないのだと

思い知った

 

この先。。。

確かに大変なことに直面するかもしれないけど

 

とりあえず。。。

私はどんな状況になっても

娘とその家族を

全力で応援する

 

そんな覚悟を決めた。。。

今回の騒動

 

馬鹿なんだよね。。。私

そして、たぶん娘も。。。

 

心配事はつきないけど

何が正しいかなんて

誰にもわからない

それだけは。。。本当のこと