春待ちの桜の夢の尾となりて

春待ちの桜の夢の尾となりて

いつか来るはずの春を夢見て、明日を信じて。。。進んでいこう。
大丈夫。。。明けない夜はないのだから。
たとえ今は、明日の光すら探せなくても。。。
まずは一歩、踏み出そう。みんな一緒だ。そして、みんな。。。勇者だ。


世の中で。。。

嫌、世界中で

私ほど不幸な人間はいないのだと

思える不幸を両手いっぱいに抱えてる

それは旦那様がステージ4の食道がんを患った時から

ずっと続いている

今はご飯粒さえのどを通らなくて

貧血を起こしてパタパタ倒れる

こわくてしかたない

それでも。。。抗癌剤は拒否をする

一筋の希望の光すら。。。

自ら消して回られちゃうともう

成す術はない

希望が持てるなら、強くもなれるのだろう

なので、パートで仕事を始めた

週3で午前だけ

お金にはならないけど

やらないよりまし。。。。だと思ってる

まだまだ、全然役に立ってないけれど

私なりに必死だ

旦那様も必死に仕事へ向かおうとするけれど

体調がそれを簡単には許してくれない

あまりに可哀想で心配だ

 

久しぶりの仕事は、少しだけ私に元気をくれたりもするから不思議

なので、しばらく頑張ってみることにした

あしたもやすみだけれど

旦那様の医療費くらいは稼ぎたい

それが今。。。

何とか生きている支え

頑張ります。

 

 

 

もうこのさい。。。

宗教なんてなんでもいいから

一番力がある神様

どうか旦那様を助けてください

どうしてだろう。。。

一番頼りやすい薬という魔法を

旦那様が拒否してから

頭の中はバグるばかり

 

なんでなんでどうして?

って旦那様を責めてばかりいる自分が大嫌い

だって、苦しいのは旦那様

怖いのも旦那様

痛いのも旦那様

わかっていても希望は欲しい

小さな光でも構わないから

そこへ向かうための勇気が欲しい

 

なのにこともあろうに

やっとかすかに見えた希望の光を

旦那様はいとも簡単に吹き消した

これで元の暗闇

絶望

生きる意味がもうない

 

今日も、某大学病院へ一日かけて行ってきたけど

これで何かが変わるといいんだけど

期待薄。。。。

 

それでも明日はやってきちゃうんだなぁ

あした、世界が終わればいいのに

そしたら初めて私は

心から笑える瞬間を手に入れられるんじゃないの?

自分勝手と呼ばれてもそれが今の本音だなぁ

 

明日、世界か私が終わればいいのに

 

それが一番の願いかなぁ

 

なんで?なんで?なんで?

いったい旦那様が何をしたというのだろう

ずっと、がんばってくれていた

家族を守るために

なのにこの仕打ちはあまりに理不尽

もっと報われていいと思っている

いい人だし

真面目な人だし

家族思いの人だし

 

明日は、抗がん剤をうちに行く日

前回は入院してしっかり抗癌剤をうったのに

今回は効果があまりなかった

今も気持ちが悪いし

のどは詰まるし

おなかはこわしっぱなし

 

これだけ成果が出ないと

次も頑張れと言いにくい

こまったところではある

ほんとうは先生の言うとおりに治療してほしい

たしょう、いや。。。

かなりつらくても

よくなるきぼうがあるなら

耐えてほしいと願ってしまう。。。

 

でも、この3しゅうかん。。。ずいぶんくるしんだから

今回は言えそうもない

わたしがよわきになってどうする?

わかっているんだけどね。。。

わらってほしいのに見られなくなった

辛そうな顔しか見られなかった

心。。。折れるわ。。。