ご無沙汰してます。
今回ブログを担当します、歯科衛生士の伊佐です。
現代は、24時間営業のコンビニエンスストアでいつでも酸性飲食物にあたる商品が入手可能な社会ですので、好きな人は好きなだけ摂取できます。またペットボトル販売の普及により好きな飲み物を持ち歩けるようにもなりました。さらに熱中症対策として、夏場の水分補給が推奨され、乾いた口腔内に酸性飲料が、入り込む機会が増えています。日々の生活に酸蝕症のリスクはたくさん潜んでいます。
酸蝕症とは
例えば、コーラph2.0、ポカリ3.5、ビール4.3、緑茶6.2、ミネラルウォーター7.0、豆乳7.3、 ph(ペーパー)とは酸性を示し、この値が小さいほど強力な酸性であり、7.0に近いほど中性です。
歯のエナメル質を溶かす酸はph5.5以下と言われています。コーラはその中でも酸性度が大きいので歯を溶かしやすいことがわかります。他の飲料水でも十分歯を溶かす可能性があります。飲む前に一度成分表示を確認してみるのもいいですね。