体操 男子団体総合

8月6日、8日(現地時間)

男子体操代表がリオへ出発

男子体操代表

体操日本代表チームが一番欲しいのがこの団体総合の金メダル!

日本が体操王国と呼ばれるようになったのが団体で五輪5連覇(60年ローマ大会~76年モントリオール大会)という記録を打ち立てたからだ。

しかし、80年モスクワ退会は不参加。84年ロサンゼルス大会からは3大会連続銅メダルに甘んじ、96年アトランタ大会、00年シドニー大会でメダルなし。04年アテネ大会でオールラウンダー富田洋之を擁して7大会ぶりに金メダルを奪取。

体操王国が復活したかに見えたが、しかし、富田の後継者であるエース内村航平擁する日本代表チームは、08年北京大会、12年ロンドン大会で2大会連続の銀メダルと涙をのんだ。

リオ大会では、体操王国のプライドをかけて金メダルを取りに行かなくてはならない。

団体総合で勝つために、各種目のスペシャリストをどれだけそろえられるかがポイントになる。そして、採点競技であるがゆえにミスは許されない。

日本代表は、エース内村航平を筆頭に、次世代エース白井健三、加藤凌平、田中佑典、山室光史の5名。最大のチャンスと言って過言ではない。

実際、昨年の世界体操選手権の男子団体で金メダルに輝いた。リオ大会でも金メダルの筆頭候補だ。

最大のライバルは中国、続いてイギリス、3大会ぶり悲願の金メダルはすぐそこにある。また、団体戦では感動的な実況も生まれやすい。アナウンサーの実況も楽しみたいところだ。

 

12年前のアテネで富田洋之が完璧に着地するとき、NHK刈屋富士雄アナによるあの名実況「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」が生まれた。今大会でも内村の完璧なフィニッシュを決める瞬間の実況に注目だ。

リオ五輪完全ガイドより引用

男子体操




引用元:体操男子ニッポン 男子団体総合は金スタート