★きのう(27日)は東京・丸の内の帝国劇場で公演中の「ムーラン・ルージュ!ミュージカル」(8月7日迄)昼の部を観劇した。客席は女性を中心に満席状態。この作品は主役級がダブルキャストとトリプルキャストで上演。私は午後1時からの舞台を拝見。1899年のフランス・パリのナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の花形スター・サティーンと米国人作家・クリスチャンの恋物語が展開する。ふたりは激しい恋に落ちるのだったが…。昼の部のサティーンには人気歌手の平原綾香、クリスチャンには甲斐翔真が扮していた。ナイトクラブが主な舞台である。幕開けと同時に華やかなショーが展開。ド派手な衣装の男女ダンサーたちが色鮮やかな照明を浴びながら踊りまくった。主役の登場はその後だった。全員がはけた後に舞台中央からピンで登場してきた。客席からは盛大な拍手が沸き上がった。平原の本業は歌手だが、舞台にも数多く出演している。2014年の初演「ラブ・ネバー・ダイ」以来、今作がミュージカルデビュー10周年という。歌はもちろんだが、ダンスも本職のダンサーに混じりながら、遜色のない上々の踊りっぷりだった★(随筆家・夢野幸大)