★今朝(14日)は気温が高い上にむし暑かった。私メは自然界に体を合わせるため、すぐにはエアコンなどのスイッチを入れない。いつもの「簡素な朝食」を摂ったあと、ウオーキングに出掛けた。すぐに体中から汗が吹き出してきた。拙宅の東側は田んぼが1㌔先まで広がっている。苗が伸びてきて「緑の絨毯」を敷き詰めたような風景が実に綺麗だ。さらに、至る所に林立する雑木林からはウグイスの鳴き声も聞こえてきた。こんな話を都内に住む知人に話すと「すごい所に住んでいるんだね」という。「すごい所」とは?「ド田舎」という意味合いもあるのかな。その通りで、拙宅は千葉県北西部にある人口11万余の市だ。しかし、住み始めた頃の住所は「千葉県”印旛郡„」で、夜になると真っ暗闇の中でホタルが舞っていたのを思い出す。今朝は「熱中症」を警戒したのか、ウオーキングの人と殆ど交差しなかった。しかし、拙宅に近づいた頃に顔なじみになった病気知らずのあばあちゃん(90歳)に出会った。「いつもお元気そうですね」と話し掛けると「天気なんかに負けちゃいられないよ!」。「その通りですね」と小声で返すのだった★(随筆家・夢野幸大)