水晶 | 文太郎の小さな世界

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自分の歩いた足跡を残します。

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鉱物マニアにもいろいろあって、金属専門、新鉱物発見の機会の多いマンガン屋さん、沸石を追い求める沸石屋さん、金のためならどこまでもと金鉱山に通う人、そしてキラキラ大好きな人・

水晶採りが一番多いように思いました。水晶なんかどこで採っても同じじゃん・・・確かに分離結晶だけ見て区別がつかないことは多いですが、その産地特有の顔を持っているものも多く、パッと見て産地の当たりがつくものもあるのです。そんな事がわかるようになると、鉱物採集の楽しみも増してくるというものです。

 

 

P1110453玉山鉱山両頭  60x30x25 (2)

岩手県玉山鉱山  鉱物採集を始めた頃に、無名会の大先輩のお供で金山に行ったのですが、

         水晶が出てきて同行者も金のことは忘れてしまいました。

 

P1110472  雨塚 L=22  1994-5-21 (2)

宮城県雨塚山  皆さんが大物を採っているのに、かろうじて採れた小粒。

 

P1110481  七里沢 (2)

宮城県白石市七里沢  道路際のいかにも怪しい焼けた露頭でした。

 

P1100442 (2)

栃木県鹿沼市板荷  ここは、小規模な熱水鉱床が現れて、金属鉱物も採れました。

 

P1120792 (2)

栃木県鹿沼市  この紫水晶の産地で、今も交流のあるW氏と出会いました。

 

P1120738 (2)

栃木県野州鉱山  チョロギ水晶は、W氏の晶洞からでした。  

 

P1110485足尾鉛沢  L=38 (2)

栃木県足尾鉛沢  なぜか一度しか行かなかった産地でした。

 

秩父鉱山(高さ60mm)  秩父鉱山は山深いです。

 

P1110433 (2)

山梨県竹森

 

P1110426  竹森 L=32 1996年6月6日 (2)

山梨県竹森

 

P1150255  水晶峠C長80 130x110x100 1995-06-18 (2)

山梨県水晶峠  クリーニングに苦労しました。

 

P1100253 (2)

山梨県黒平  ガマの天井に生えていたもの。

 

P1100261 (2) 黒平240x150x50 L=20~30

 

山梨県黒平  ゲス板が、ガマの底に鎮座していました。

 

 

P1100736 (3) 小川山群晶(小)80x60x45 (2001-9-23)

長野県シオサブ沢

 

P1100784 (2)

長野県シオサブ沢  エステレル式双晶。この産地の目玉でしょうか。

 

P1100800 (3)

長野県シオサブ沢  煙水晶の露頭産。

 

P1100810 (2)

長野県シオサブ沢  日本式双晶。大物の影に見過ごされていました。

 

甲武信鉱山  ミニツイン露頭  

 

甲武信鉱山  下の日本式双晶は、露頭で足元にポロッと落ちていました。

 

甲武信鉱山  松茸水晶ズリ

 

甲武信鉱山  この産地にしては珍しいくらいの透明水晶です。左端のインクルは?

 

P1130251 (2)

長野県大深山鉱山  小粒ですが端正な日本式双晶の多い産地です。

 

P1120037 (2)

長野県御所平  両錐電気石の産地には、変形水晶も多産していました。

 

DSCN0406 (3)

 

DSCN0408 (3)

長野県大深山林道(2枚とも同じもの)  偶然に遭遇した産地でした。小さなガマから引きずり出した時には、思わず笑みがこぼれました。

 

 

 

最もポピュラーな鉱物のひとつである水晶は日本でも各地で産出していますが、「鉱物採集は

水晶に始まり水晶に終わる」と言われる程そのファンも多いです。私も水晶をメインに蒐めていた訳ではないのですが、キラリと光る結晶を手にした時は思わず嬉しくなったものです。

水晶に限らず鉱物との出会いは、ある意味で縁なのでしょう。気合を入れて出会いたくても空振り三振に終わることも多かったです。

 

今回のシリーズも、この水晶の回で終わります。

ご訪問していただいた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m