走り続けた夏が終わりました。



全国大会は、

一味違う雰囲気

自分がちっぽけに

そして無力に感じるものです。


それは、負けると特に

気付かされる。


勝っていたら

きっと知らない感情

苦しい悔しい、そして涙

味わなくて良いなら

味わいたくない感情


***


2年前に娘がソフトボールを始めて

今のチームに出会った。

娘は、初心者

何回素振りをしたら

いや、何百回、何千回

もしかしたら何万回やらないと

チームのみんなに追いつかないと

思ってた。


それでも親として、

本人のやりたいに

ただ応援すると決めていた。

彼女がどんな立ち位置でも

見ていようと思った。


練習試合や大会

ベンチで、いやベンチ外でも

娘がいるところなら

ユメカンは、仲間を応援している

娘を応援したいと思った。


試合に出してもらえるなんて

思ったこともない

出して欲しいなんて

思うこともない。

それは、初心者🔰という

肩書きを持っていたから


けど、初心者だから

と言うセリフは

逃げなんじゃないかと

思うことが増えてきた。


娘は沢山、声出して

チームを応援してきたところから

代走や外野、ピッチャー

またや打席に立つことも

徐々に増えてきて

何がやってくれるかもって


そして、今日、最後の最後に

打席に立たせてもらえた。

全国大会の舞台だよ


他に経験させたいメンバーなんて

いくらでもいるんだよ。

けど、監督は娘を指名してくれた


***


結果は、スラップで

一塁へヘッドスライディング

結果は、アウト

次に繋げられなかったよ。


娘が試合終わりの一言に

今こそチームのために

恩返ししたいと思って

打席に立ったけど

アウトになってしまったって

泣きながら伝えてた。


初心者を抱えてた時は

出来なくて当たり前だったけど

娘の涙を見て

ようやくこのステージに来たねって

思えたんだよね。


チームのために恩返ししたいって

受け取ってきた感謝が

彼女にはあるんだな。

それを感じとれる娘で

嬉しかったな。

私もそう思ったから



悔しいと苦しい感情

嫌なんだけどさ

生きるために良くも悪くも

すごく大切なんだよね。