管理栄養士国家試験合格までのユメカンの10年

 

ご訪問いただきまして

 

ありがとうございます。

 

【11】管理栄養士に合格・・・そしたら仕事がきた

 

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特定保健指導の仕事を辞め

 

育児にどっぷり浸かりました。

 

管理栄養士の資格を活かしていないことへの

 

焦りがでてきました。

 

管理栄養士としての経験がほしい。

 

自信が持ちたい。

 

食に関わる資格が必要ではないか?

 

フリーで活躍している管理栄養士さんとお会いして

 

自分もフリーとして行動しようか?

 

公認スポーツ栄養士に募集しました。

 

通信講座の管理栄養士講師として面接しました。

 

公務員試験も年齢的にかろうじて

 

受けることが出来ました。

 

すべて、不合格。

 

それでも行動は、とまりません。

 

食に関することの講座を見つけては

 

飛び込んでいきました。

 

市の講座でスポーツ栄養に関する講座を受けたり

 

公認スポーツ栄養士の方にお会いしたりしました。

 

スポーツにこだわっていたのは

 

ミニバスケットのコーチをしていたからです。

 

練習量、体格、技術でさらに

 

食で差をつけたいと思いました。

 

子ども達は素直です。

 

パフィーマンスのために

 

食わず嫌いをなくすなんて簡単な時期

 

食の安定は、指導することへの

 

安心感につながりました。

 

負荷のかかる練習内容もいけると思えるのです。

 

体調のすぐれない子には

 

必ず食のことを聞いていましたね。

 

父兄のみなさまともよくお話をしました。

 

模索の日々でしたが

 

いつのまにか

 

資格を活かすために

 

自分の居場所を探すのではなくて

 

今が自分を活かす場所

 

と、考えるようになりました。

 

食改善推進委員として活動したり

 

ママ友のお付き合いも大事にしました。

 

家庭の基盤になる主婦業の魅力を知り

 

思う存分楽しみましたね。

 

仕事をしたり講座を受けたりするユメカンをみて

 

子どもを預かってくれました。

 

私も娘達も幸せな環境がそこにありました。

 

幼稚園でPTAの役員をしたり(総理に会えたり)

 

運動会で、走ったり(笑)

 

「頼まれごとは試されごと」

 

を、心掛けて過ごしておりました。

 

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保健センターの管理栄養士さんから

 

声をかけていただき事務として雇用され

 

3か月後に管理栄養士として

 

お仕事をいただくようになりました。

 

行政の仕事は、すごく勉強になります。

 

雇用期間が終わりの時期に

 

病院栄養士の面接の機会をいただきまして

 

病院栄養士として勤めることになりました。

 

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病院の面接の時

 

「管理栄養士になるまで、10年あきがありますけどなぜですか?」

 

ありのままをお話しました。

 

・栄養士になる自信がなかったこと

・様々な経験を得て感じてきたこと

・管理栄養士になりたいと思って行動してきたこと

 

一時間以上もする面談でした。

 

最後に

 

「どんな管理栄養士になりたいですか?」

 

とっさに出てきた応えは

 

「理想とする管理栄養士はありません。

 

与えられた環境の中で

 

今は、経験もないですし

 

やるべきことをやるだけです。

 

今は、子育て中心で過ごし

 

子が親離れするタイミングに理想とする

 

管理栄養士像が見えてきたらと思います。」

 

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病院栄養士の経験のない38歳の主婦ユメカンを

 

採用するというのは

 

病院側も慎重だったのではないかと

 

後にわかります。

 

だからこそ、いい意味で期待を裏切るくらい

 

がんばろうと思いました。

 

選んでいただけて

 

感謝いたしました。

 

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病院栄養士は、始まりでしかありません。

 

学生時代に、自分には出来ないと決めつけていた

 

管理栄養士の仕事は

 

今、とても魅力的です。

 

そして、必要とされています。

 

一人でもやる気のある人を

 

求めている職業だと感じます。

 

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お読みいただいてありがとうございます。

 

右矢印おわりに