母が大好きなユリ・・・
先日仕事で訪問した事業所さまの事務所に飾れれていて、あまりにも見事だったので、写真を撮らせてもらいまhした^^
赤ちゃんの顔くらいありそうな大きなユリの花は、しっかり自分の存在をアピールしていいるようで、何だか自信に満ち溢れているように見えました。
先日母の故郷、岩手県へ行った時に叔母の庭の写真を撮りながら思い出したこと・・・
昔、まだ私が小学生のころに、母の故郷、岩手へ帰省した時、叔母の家のこの庭から、山百合をもらって、札幌の家で一生懸命に育てていたことを思い出しました。
翌年の夏休みの宿題にに、そのユリの絵を描いて持って行きなさい、と母に言われて、一生懸命に書いたユリの花の絵は、母の目には納得のいく絵ではなくて、何度も何度も母が横で見ている中、書き直しをさせられたことを思い出しました^_^;
しまいには見ていられなかったのか、母が私の絵に手を加えて(今だから事項です言えますが^_^;)仕上げをされて・・・
夏休み明けの校内のコンテストで入賞してしまったのです(苦笑)
何故にあのとき、母は異常なまでに、ユリの花を私に描かせたかったのかはいまだ謎ですが^_^; あれから、私は、ユリの花が嫌いでした。
毎年、ユリだけは母が毎日のように手入れをして、庭仕事大好きな父にすら任せなかった・・・
ユリのイメージが母とダブって見えました。
自分の存在をアピールしつつ、どこかどっしり構えて見下ろした状態から私にモノを言う・・・
そんなイメージ・・・
今思えば、母の故郷に対する思いがあったのかもしれません。
本当は出稼ぎに北海道なんて来たくは無かった
いつもそう言っていたのを思い出しました。
10人兄弟姉妹の8番目(だったはず)の母が唯一北海道の親戚を頼って出稼ぎに行かせられたこと、祖母を恨んでいるようにも感じました。
でも、姉たちとは仲が良くて、いつも電話で長話をしていた母・・・
もしかすると、自分の存在を忘れさせないように姉たちに連絡を取っていたのかも、などと、母の話を聞きながらそう感じていた私・・
祖母の話はいつも良い話ではなく、逆に祖父に対しては大好きだったことがうかがえたのです。
ユリの花は母の故郷と繋がる唯一の『存在』のようなものだったのかもしれません。
今回母のイメージを叔母から聞けてちょっと母への想い変わった私・・・
本当に生まれ故郷の岩手が大好きだったんだと・・・
そして、姉たちにもっと甘えたかったんだと・・・
寂しい人生を送ってきたからこそ、娘である私を自分を重ねてしまち、自分のモノのように育てられたんだと言うことが何となくわかりました。
父も兄も知らない母の一面は私にだけ見せられてきたんだ、ということも理解できました。
今は、母が幸せだった、と思えるような環境を整えてあげたい、そう思います。
今回、母の代わりに岩手に行けてよかった、そう思います。
ユリの母言葉・・・純粋、無垢、威厳
何となく母のイメージかも(苦笑)