一昨年、行政書士登録をしたHさんという柏市の行政書士さんがいます。

行政書士の勉強を始めるときから私のブログを読んでくださっていて、行政書士として開業されてからもお付き合いのある方なんですが、先日、公正証書遺言書作成のお手伝いをしてくださった際、一緒にランチを食べながらいろいろ話す機会がありました。

 

彼が、「開業してから読んだ本で、行政書士の仕事に一番役立った本は、『アミ小さな宇宙人』でした!」と言うのを聞いて、私も相槌を打ちました。

 

私も開業に際して読んだ どんなハウツー本や開業本よりも、『アミ小さな宇宙人』や『シルバーバーチの霊訓』を読んだことが一番役に立っていたからです。

 

Hさんの言う『アミ小さな宇宙人』は、アミと名乗る(原作者の母国チリはスペイン語なので、アミーゴからとってアミと名乗ったそうです)宇宙人が主人公を宇宙船に乗せて他の惑星に行ったり、主人公が様々な体験をする話です。事実ですが、周りの人から頭がおかしいと思われないよう、主人公には物語として体験したことを書くように言い、書いた話が『アミ小さな宇宙人』です。

 

Hさんの売上は、2年目にして会社員の平均年収を優に上回る額で、行政書士一本で食べていくことができる額でした。社会保険労務士や司法書士も目指そうか考えていたけれど、それももうやめたと言っていました。

 

人は「どう生きるべきか」がわかれば、大抵のことは乗り越えられます。

皆さんもよかったら、どうぞお読みください。

 

ただ、『アミ小さな宇宙人』の面白さがまったくわからない人もいます。

以前、一緒に事務所で働いていた新人の行政書士さんは、まったく読めませんでした。

読もうとしたけど面白さがわからない、と言って途中でリタイヤしていました。その時点で私は内心(この人とは今後うまくいかないかな)と感じましたが、結果、その通りとなりました。

 

人のために何かしてあげたい、困っている人の役に立ちたい、という気持ちがあまり無い人にはまったく楽しい本ではないようです。

 

私は、市議会議員となった今でも、苦しい時などに時々『アミ小さな宇宙人』を読み返しています。『シルバーバーチの霊訓』同様、人生を生きていくうえで、大きな心の支えとなる素敵な作品です。