以前、人生に悩んでいるお客さんがいました。
その人が何かきっかけをつかむのに
少しでも役に立てたらいいなぁと思い
「シルバーバーチの霊訓」と「アミ小さな宇宙人」
を2冊貸したら
本人も、またその人のお母さんも読んでくれて
「シルバーバーチの霊訓」は
お母さんは涙を流して感激してくれたそうです。
「バーチ」は
苦労してきた人や
何かを必死に求めている人 が読むと
ものすごい衝撃があるんです。
そして、お礼にとご自分の一番好きな本を
今度は送ってきてくれました。
それがこの本『アナン』
とっても素晴らしい本です。
~簡単にあらすじを~
主人公の「流れ」は記憶を無くしたホームレス
もうこの世にさよならするつもりで歩いていたら
ゴミ袋の中に捨てられていた赤ちゃんを拾ってしまいます。
流れは戸惑い葛藤しながらも
何人かのホームレスの協力もあり
その赤ちゃん「アナン」を育て始めます。
ところがこのアナンは不思議な力を持った子で
周りに様々な影響を与えていきます。
やがて警察に追われて
流れはアナンを連れて新天地へと旅立ち
そこでまた様々な人たちに出会っていく・・・
第2部、第3部と進むにつれて
アナンも成長し、小学校へ入学します。
アナンの周りではあいかわらず
様々な事件が湧き起っていきますが
アナンのある才能も開花していき、そしてついに・・・
というお話です。
この本の根底にあるのは「愛」です。
言葉ではなくどちらかというと態度や感覚で表現する愛、かな。
インスピレーションの大切さも教えてくれて
非常に不思議で愛情あふれる話です。
せつなくもどかしい場面もありますが
読み終わってとても心に残りました。
今、僕にとって大切な1冊となりました。
ほんと不思議な本です。
読み始めると、あまりに面白くて止まらなくなります。
素敵な本を送ってくれてありがとう
アナン、お薦めです(*^.^*)
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