宮崎駿といえば世界に誇る日本のアニメクリエイターですが、その代表作といえば何でしょうか。

天空の城ラピュタ いろいろな意見があると思いますが、私が一番好きな宮崎アニメといえば、『天空の城ラピュタ』でしょうかね。当時、劇場でも観ましたが、DVDでも繰り返し鑑賞することがあります。いや、テレビで放送すれば、DVDを持ってるにもかかわらず、見てしまうくらい好きです。

 もちろん、『風の谷のナウシカ』や『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』などの宮崎アニメも大好きです。宮崎駿がプロデュースした『耳をすませば』もよかったですね。

 『もののけ姫』に関しては、作品としては好きだけど宮崎アニメとしては……で、『千と千尋の神隠し』は劇場で感動したんですけど、DVDがあんな仕様だったもんで、結局、購入は見送ったまま。テレビでも見にくい色合いなので、あの感動はもう二度と味わえないのかなと残念がっていたりします。実は、それ以降は劇場にすら宮崎アニメを見に行ってなかったりするんですね。

 それはともかく。『千と千尋の神隠し』で私がいいなと思った部分は、『もののけ姫』に至るまでの間に失われてしまった何かが戻ってきたような気がするからです。

未来少年コナンメモリアルBOX (期間限定生産) それは、ところどころで見られたアクションでしょうかね。

 宮崎アニメ初期の名作『未来少年コナン』を彷彿とさせるものを感じたからです。まあ、こちらでは少年ではなく、少女となってしまいますが。

 その『未来少年コナン』が、来年頭にメモリアルBOXとして戻ってきます。それも、18,900円という廉価版のDVD-BOXですので、お買いやすくなっているのがいいですよね。ネット通販などでは割引になっているところもありますし。

未来少年コナン 愛蔵版 これまでのDVDは、すべて揃えると3万円近くなっていましたから、かなりお得感があります。

 ああ、それまでに何とかお金を用意できるといいんだけど……。

 ホント、これは一気に見るといいですよ。ドキドキ、ワクワク、そして感動。

 宮崎アニメのエッセンスがすべて投入されているといってもいい、名作です。

 実はこのアニメ、アレグザンダー・ケイの『残された人びと』という小説が原作なんですが、ほぼアニメオリジナル作品といってもいいかもしれません。小説を読むなら、竹書房から発売されたノベライズ小説のほうがいいかもしれませんね。後、アニメージュ文庫の『また、会えたね!―未来少年コナン』も個人的にオススメです。

 まだ見たことのない人は、この機会にぜひ『未来少年コナン』の世界にハマっちゃいましょう。本当にオススメです。

未来少年コナン〈1〉仲間たち (竹書房文庫) 未来少年コナン〈2〉インダストリア (竹書房文庫) 未来少年コナン〈3〉 (竹書房文庫) 未来少年コナン〈4〉 (竹書房文庫)