刑事コロンボ コンプリートDVD-BOX 今日の午後、佐川急便が大きめの箱を運んできました。そうです。8000セットで再発売された、「刑事コロンボ完全版コンプリートDVD-BOX」です。この機を逃してはと注文したのですが、発売日になって配達されたのです。(数日前には近くの支店に届いてるんですよね。早く届けてくれてもいいのに…)

 さすがに、見るのは仕事が落ち着いてからじっくり、ということになりそうですが、確認しておきたい点がありました。

 それはディスクVol.5です。

 「パイルD-3の壁」と「黒のエチュード」が収録されたディスクですが、このうちの「黒のエチュード」。これには現在流布されている120分版(本編96分)の他に、90分版(本編75分版)があるのですが、最初にDVD化された時、120分版の他に90分版がボーナスディスクとして収録されていたのです。残念ながら、そちらは字幕のみのようですが、日本ではコロンボのテーマとして有名なあの曲も収録されているということで、非常に気になっていました。しかし、最初のリリース時には予算もなく、「Vol.1&Vol.2」のボックスを購入するのがやっとでした(「殺人処方箋」でジーン・バリーの吹き替えの若山弦蔵が目的でした(苦笑))。

 それから、途中までリリースが進んだ段階でCICビクターの「刑事コロンボ」の権利がなくなってしまったらしく中断し、ユニバーサル・ピクチャーズからリリース再開されたのですが……微妙に安っぽくなってしまったのが残念でした。ただし、このとき再発売された「Vol.5」に特典ディスクがあるのかどうかまで分かりませんでした。とりあえず私は、「Vol.9&Vol.10」のボックスを買いました。特に好きな「別れのワイン」が入っていたからです。

 そして前回、大幅廉価なコンプリートボックスが発表された時、1,500セットというのもさることながら、予算がなく購入を見送りました。今回は、還付金などもあることから、これ位なら何とかと予約したのでした。その後、通い始めざるをえなかった歯医者のおかげでピンチを迎えていますが(苦笑)。そこはこれから仕事をこなして穴埋めするしかありませんね。

 それはさておき。

 とりあえず「Vol.5」を開封したところ…チャプター・リストには「パイルD-3の壁」「黒のエチュード」「黒のエチュード(75分)」とあるではないですか! でも、ディスクは1枚しか入っていません。ちなみに、「Vol.22」は2枚組で3作品を収録しています。うーんと思いながら、ジャケット裏の下をよく見ると…

 ※本製品は単品仕様となっております。(特典ディスクはありません)

 とあるではないですか!! ならば、チャプターリストもその仕様にして欲しかったのですが……

 逆にいうと、この注意書きがない単品は、特典ディスク封入? ちょっと店頭で探してみようかな^^;;;

 チャプターリストといえば、これもCICビクターからユニバーサルに変わってひどくなった点があります。「ヴォイス・キャスト」は書かれていますが、CICビクター盤にはあった、「追加収録ヴォイス・キャスト」が省略されているのです。

 まあ、この価格ですので(私は税込2万ちょっとで買いました。つまり…バラで購入すると22トールディスクになるので、1枚あたり1,000円弱になります)、仕方がないのかなと思いますが、実際にはこのままバラで販売されているので、1枚あたり4,000円強になるんですよねぇ。そう考えると、CICビクター盤くらいの愛情は込めて欲しかったかなと。

 文句垂れちゃいましたが、とにかく良作のミステリ・ドラマをこんな安価で揃えられたので良かったとすべきでしょうか。とりあえずβテープに録画してあるコロンボのテロップデータのみ控えておいたら処分できるのでスペース的に余裕ができるのは良かったです(苦笑)。