■ ここからこそ、慎重に坂を下りて道を間違わないようにしなければいけない。 | 独り言に近い「お遍路ブログ」を目指してます。

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無理をせず日常生活の一部として融合するよう、継続させていきたいと思ってます。

ここ長戸庵から麓の藤井寺まではまだ1時間ちょっとかかるが、10時間近く歩いたあとの残り1時間ぐらい道は下りだし目と鼻の先のように感じる、ここまで帰って来たらもうすぐだ。(15:41)

 

ここで滑って足を痛めたりすると残りの「1時間」が大事になる、慎重に足場を固めて下りる。(15:50)

 

下りの石畳は思いの外歩きにくい、これが枯れ葉がもっと落ちていたり濡れていたら大変な思いをした事だろう。

 

もう水分の補給は必要ないが、ペットボトルを取り出し一口飲んでつぎ足しておいた。(15:56)

 

今朝、老人二人が占拠していた端山休憩所に到着。(16:23)

 

もう休憩してる時間は勿体ないのでスルーして進む。

 

ここが逆打ちで間違いやすい最初の場所、急いでいたら道なりに左に行ってしまう箇所。(16:31)

 

そして、二つ目の見逃しやすい箇所がここ!日が暮れてきたら見えにくい。(16:32)

 

階段を降りて右におれて・・・

 

すぐ左に下り口がある、ここまで来れば藤井寺はもうすぐだ。(16:35)

 

坂の途中で分かれ道と出会う、朝通った時は真っ暗だったので記憶にない。多分右のように思うがここは慎重にと左の道を少し進んでみたが、やっぱり右だろうとバックして下りる。(16:47)

 

すこし行ったらお寺の屋根が見えた。(16:49)

 

朝、焼山寺の往復が達成で出来ますようにと手を合わせ出発しているので、無事達成出来帰って来れたことを報告して感謝を伝えた。(16:51)

 

「5:31」に出発して「16:51」に到着。焼山寺でのお参りの時間も含め行き帰りに要した時間はおおよそ11時間半。計画時は往路5時間半で復路を5時間と考えていたが、実際は往路復路とも5時間半づつの所要時間だった。

 

一番の遍路ころがしである「焼山寺」を行って帰って来た達成感があったから気持ちの上ではまだまだ元気一杯だったが、さすがに体力的には余力ゼロの状態で翌日の行程(井戸寺から眉山越えで行ける所まで行く)の事を考えると可なり弱気になっていた。