店先に、月見うどんや鍋焼きうどんなどのメニューが掲げてあったが、ワタシは汁が辛くとも揚げが甘辛くなくとも「きつねうどん」なら大外れはないだろうと思い注文した。
店内は四国八十八ヶ所の雰囲気満載で初めてのお四国参りのお遍路さんにとっては「よし行くぞ!」と言う気にさせてくれそうな感じだ。
これを出されてよくある店舗の接客法とは違って、お接待の気持ちが込められた「接客」に思えてなんだか気持ちがほぐれた。(考えすぎかもしれないが)
気さくな感じのおばさん(店主さん)から「初めて?」とか、「通しで?」とかの質問を受けながら、きつねうどんを食べ店を出る。(11:43)
店を出るとすぐ右前に9番法輪寺の山門があるが今は入らない。
その山門前の店先にお餅が売られているが、さっきの店は「草もち」となっていて、ここは「よもぎもち」と書いてある。何か違いがあるのだろうか?(11:44)
初めて来た時、この小豆洗い大師を見て「何だコレは?」とガッカリした事を思い出す。(11:57)
そして、多くの遍路ブログに登場する「無料接待所」に再会。最初来た時はもう少し綺麗に管理できないものかと感じたが、今回も座るだけのお接待を体験する。(12:02)
そのすぐ横に、前回通った時は工事中だったお宅の写真を撮り「時の移ろい」を知る。こうしてまた同じ道を歩ける事の色んな意味での感謝を感じながら「お礼参り」のスタートになる10番切幡寺を目指す。