■ 愛媛の遍路道で「愛媛在住」を伝える時、妙な肩身の狭さを覚える。 | 独り言に近い「お遍路ブログ」を目指してます。

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無理をせず日常生活の一部として融合するよう、継続させていきたいと思ってます。

24 桂浜近くの33番雪蹊寺(せっけいじ)前にある遍路宿 高知屋さんに泊まった時、朝食を共にしたお遍路さんが「37番岩本寺の手前の峠道で足を滑らせ谷に落ちた事があった」という話を聞いた時、遍路ブログでも同じようなことを読んだ事を思い出していた。それは愛媛の遍路道を整備するため園芸用の支柱を担いで山道を歩いていたら足を滑らせ落ちたが運よく後続の遍路さんに助けてもらったという話だった。(徳島からここまで園芸用の支柱を立てたものはなかったと思うから、恐らくこの遍路標識がその方が立てたモノだと思う)、(8:06)

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ブレブレの写真になったのは、
紺色と赤のお洒落なリュックを背負った二人連れがいたのでなるべく近くで後ろ姿を撮りたかったが、声を掛けず無断で撮らせてもらっているので急に振り向かれると申し開きが出来ないと思い。片手でビクビクしながらの一枚だったから。(8:16)

後の女性の歩みが遅い、どんどんワタシとの距離が縮まる。後ろから驚かさないように鈴の音を響かせて「おはようございます」と声を掛けると、「私は遅いんでお先にどうぞ」と返事があった。

前の男性にも声を掛けた、年齢はかなり高そうで75才前後か?奥さんも同様に70才は越えられているように思えた。ご主人と並ぶように歩きながら「早い時間ですけど今日は何処から出発されたんですか?」とお聞きすると「私ら足が悪いんで今朝バスで三坂峠まで来ました」と言われたので「ワタシもです」と答えると「どちらから?」と聞かれ「松山です」と伝えると後が続かない。(区切り遍路をしていて先月末46番を打った事などをかいつまんで話し「お先に!」といって別れた)

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これが「桜休憩所」だろう!いつもは立小便などしないのだが今朝たっぷりコーヒーを飲んで来たからか、それとも寒さがそうさせたのか?は分からないが
ここで二度目の尿意がきた。(8:24)

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老夫婦と別れて8分ばかしだが二人の歩みは遅い、休憩所の裏地に入り込み用を足しても二人はまだ現れないだろうと踏んだが「トイレもあります」の文言を信じて坂本屋さんまで行くことにした。

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まわりの雰囲気がそろそろ里に出てしまいそうな感じになってきたのと「尿意」も強くなってきたので、土手の上に上がる細い道を見つけ杖を頼りに登って事なきを得た。(8:32)

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もう完全に「山」を下りた感じになってきたがまだ標高は高いのだろう、紅葉の進み具合はまだこれからのように思えた。(8:37)