「黄色いハンカチ」ならぬタオルがベランダから干されている。一階は店舗になっていたと思う、そして左端にあるエントランスに入るとホテルのフロントと言うよりアパートかマンションの出入り口のような感じで正面にエレベーターがあって、その左手前に上り階段の下に「受け付」が設けてあった。(念のため言っとくが別に揶揄するつもりではない)
部屋に入るとこんな感じでやけに広い!左側にトイレの扉があり、その手前がお風呂。
ワタシが部屋に入って一番最初にすることは、冷蔵庫の電源のオン・オフを確かめてからその中に「今夜と明日の食料」を入れて冷やす。
地方のビジネスホテルではウォシュレットにはなっていないことの方が多い、その点遍路宿の方がホスピタリティ性は高いように思う。シャワーはバスタブの中ではなく普通に洗い場?で使うようだ(シャワーカーテンがないのと排水溝があった)
土禁のようだ!このあたりから、「ウイークリー」や「マンスリー」とかのレンタルルームでは?と
明日はJRの土佐久礼駅までの遍路道を歩いて「12:12発」か「13:32発」の列車に乗って、高知駅(各々13:04着、14:56着)に戻ろうと考えていた。
須崎から土佐久礼までは国道の距離で約10km、遍路道を辿るとだいたい15kmぐらいでそのうち5kmは山道の峠を越えるルートとなっている。この日は結果的に早い時間に到着したので一泊せずに須崎駅からそのまま帰る選択肢もあったが、明日の午前中だけでも最後に「遍路道(山道)」を堪能してから帰りたかったから予定通り一泊した。
*「幸せの黄色いハンカチ」 : 1977年に公開された映画で高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢(映画初出演)、桃井かおりなどそうそうたる出演者が揃い、その年の日本の映画賞を総なめにした。
高倉健の没後、同映画がテレビで放映(去年の11月28日)されたので録画したが、当時の「自分」を思い起こしながらゆっくりと鑑賞したいのでまだ見ていない(見ていないからこそ心の中の宝物として存在し熟成し続けているのかもしれない)