わたしは周りの人間に時々「なんの為に働くのか?」と
問い掛けることがある。
たいがい明確な返答はかえってこない、だからといって
説教もしないし教訓めいた事も云わない。
それは、同じ人でもその時々によって変わるからで、
若い人は「給料をもらうため」「車を買うため」
「海外旅行に行きたいから」などがあるだろう、
中堅の人は「子供の教育費」「家のローン」家族のために
働いてる思いがあるだろう。わたしのような50才を過ぎた
人間もまだ家のローンなどを引きずっている。
しかし、「金」「地位」「権力」を得るためだけに働いて
いるとすると、満足する時は永久に来ない、1億円を儲けても
それには満足できず次は2億3億と欲望の炎は益々盛んになる、
「地位」も「権力」も然り餓鬼の如くいつも飢えている、
冷静に考えると他の人より裕福なのに満足できないでいる、
そんなモノを「アナタ」は追い求めるのか?
だから、わたしは時々「あなたは何のために働くのか?」と
問いかける、定まった答を求めてるわけではない、その人の
見識を推し量ろうとしているだけなのだから。
わたしも私なりの「仕事をする明確な動機」をもっている、
だからどんな境遇に追い込まれようとも淡々と真面目に
仕事を遂行する自信がある、それだけは断言できる。
コレの記事を読んだあなた!、なんの為に働いているのですか?
いちど自問自答してみてください。
・KFC創始者のカーネル・サンダースは、人を喜ばせることが
ビジネスだと考えていた。『自分の信念に基づいて何かいいものを
作り、それを広めることにより、より多くの人が喜んでくれる。』
これが自分のビジネスだと信じていた。
●65歳からケンタッキー・フライド・チキンのフランチャイズを
作り上げたカーネル・サンダース。
彼の信念は「一所懸命働くこと」彼が持っていた唯一の成功の
要点といえるかもしれない。
そして彼はアイディアを即実行すること、思いついたら行動を
起こさずにはいられなかった。
●そうした成功者の特性を持ったカーネルも、順風満帆では
なかった。
一所懸命で正義感が強いために会社をクビになったり、ホテルが
全焼したり、見方を変えると苦難の連続であった。
・カーネルは晩年のインタビューで「自分は、ケンタッキーで
自動車の窓をサービスで洗った最初の人間だ」と自慢している。