ストレスを受けた時の心と体の反応 | 夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

私は今まで多くの人と出会い、カウンセリングをさせて頂きました。
真摯に寄り添って話を聴き、解決方法を共に探り、クライアントが悩みに立ち向かえるようになった時の笑顔を見ることが私の働きがいです。

昨日は心技体にストレスの反応が出るというお話をしました。
読んでいない方はクリックしてください。

今日はもう少し詳しくお話します。

ストレスの反応を感情・思考・モチベーション・体への反応から考えてみたいと思います。

感情(気持ち、心、喜怒哀楽など)
イライラ、不安、緊張、焦燥感(あせり)、抑うつ(感情を抑えて、スッキリしない状態)、無気力

イライラは怒りの感情の小さいものをイメージして下さい。
抑うつは私の考えですが、自分の感情をみないようにする事でストレスへの対応をしているという、ストレスがかかり続けていると、心も体もしんどいので必要なことなのですが、ストレスがかかっていることには変わりないので、感情面以外の反応が出てしまいます。


思考(考え)
解決へ向かって考える→集中力、判断力がさがる。

ストレスがかかっていると心も体もしんどいので、どうにかそれを取り除こうと考えるので、最初は解決へと思考は向かいます。しかし、解決されないと、上記の感情と同じで考えない方向へ向かう事で、ストレスへの過剰な反応を押えようとします。
これはお酒やたばこ、ギャンブル、ゲームなどに過剰に依存する人もそうだと思うのですが、ストレスがかかっている状態から逃げるために、直面する現実から目をそらす方法だと思います。
ギャンブルについてはストレスからの逃避というのはわかりにくいので補足説明しますと、パチンコをしている時は玉やルーレットに集中して、いろいろ考えることがなくなると思います。それに没頭することで、ストレスから目をそらす効果を手に入れているのではないかと考えています。(ギャンブルにはそれだけでなく、高揚感を味合うことなど他にもハマってしまう原因はあると思いますが、今回はストレスへの反応として書かせて頂きました。)


モチベーション(意欲)
亢進状態→気力・ 根気が下がる

ある程度のストレスはモチベーションを上げるには必要だという研究はされています。
例えば、教育心理学では正答率50%程度のテストが生徒のモチベーションが高くなると言われています。しかし、ストレスがかかりすぎると上記と同じで解決できないとか、困難であると判断をすることにより、モチベーションは下がってしまいます。

体への反応
無症状→寝付けない、朝早くに目が覚めてしまう、動悸、息切れ、手に汗をかく、冷や汗、胃が痛い、胸焼けなど→いろいろな病気
リラックスで着ない状態になり、体がストレスを軽減するために反応してしまいます。
なぜこのような反応になるのかは、シマウマをイメージ(ちょっと強引ですがご辛抱ください)して欲しいのですが、ライオンに襲われるときには、必死に逃げなければなりません。そのときのシマウマは交換神経が活発に動いているのです。俊敏に体を動かすためにアドレナリンが出て、心臓をフル回転して筋肉という筋肉に血液を送って生命の危機を回避しないといけないわけです。
という状態がストレスがかかっている時にはおきているとイメージしていただけると、感情・思考・モチベーション・体への反応についてわかりやすいのではないかと思います。

ストレスが原因の病気はストレスな状態が長く続くことで、起きてしまうのです。
リラックスして、副交感神経に切り替えることが大切ですね。
また、一人で解決しなければならないと考えてしまうと、解決できないという答えになってしまうので、誰かに相談することが必要です。

また、職場のまわりの人がお互いにチェックしているという人間関係をつくることは大切ですね。

ちょっと熱くなって、書きすぎてしまいました。最後までお読み頂いてありがとうございました。