身の上相談と傾聴の違い | 夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

私は今まで多くの人と出会い、カウンセリングをさせて頂きました。
真摯に寄り添って話を聴き、解決方法を共に探り、クライアントが悩みに立ち向かえるようになった時の笑顔を見ることが私の働きがいです。

私がカウンセリングをしていて、よくクライアントの方に言って頂く言葉があります。
「初めてわかってもらえた。話をしてスッキリした。」

上司や同僚、友人や家族等、相談する場面はよくあることだと思います。
そうした時に傾聴している方とそれ以外の方の違いはなんでしょう?

事情聴取型
事柄を根掘り、葉掘り聞いて、あたかも事情聴取をしていいて、場合によっては誰が悪いのか白黒はっきりつけようとする相談の受け方。
相談をした人は自分が悪いんちゃうか?とドキドキしながら相談をしてしまいます。
犯人にされてはたまったもんじゃないので、本心をなかなか打ち明けることが出来ません。

正論型
正論ばかりをアドバイスする相談の受け方。
そんな風に考えているあんたが悪い!といった印象を受けると共に、正論はだれしもわかっていること。
わかっちゃいるけどやめられへん!という気持ちが受け止めてもらえず、話をすることが出来なくなってしまいます。

アドバイス型
自分の経験や考えを基にアドバイスする相談の受け方。
弁護士や税理士といった専門家にきく場合はいいのですが、心の問題の場合似た経験、悩みでも色々、結果がどうなるかわかりません。

傾聴型
その人の気持ちにそって、映画のようにイメージできるまで、情緒にいたるまで耳を傾けて聴く相談の受け方。
相談する本人は悩みの全容が整理されていないことがほとんどです。よく聴いてあげることで本人がどうしたいのか?何と何の間にはさまっているのか?等明らかにしてあげること。そして、何よりも話を受け止めてくれる人がいることが必要なんですね。

今度相談を受けた時は意識してみてくださいね。
ほな!