その後、時は流れ・・・

 

その間に様々なことがありながら

 

流れに流れて・・・

 

 

 

 

私が相方と暮らすようになると

 

母は私に近づいてきて

ウチに来たがるようになった。

 

母は相方を(私の最初の夫以来の)

自分にメリットのありそうな人間だと

思ったようだった。

 

 

 

母は自分で気づいてないだけで、

私を遠ざけるのも仲良くしたがるのも

「自分にとってプラスかマイナスか」

で判断しているのは分かりやすかった。

 

 

 

そんな折、

 

突然にして母は何の理由もなく

私に大きなお金をくれようとしたのだ。

 

↑こわい汗

 

 

このとき私は相方と暮らしていたので

とりあえずお金に困っていなかった。

 

 



・・・私はなんだか泣きたくなった。

 

 


ボロアパートで

惨めな一人暮らしをしていたときに


勤め先の半年分の定期を

落としてしまったことがあった。

(買って2週間程しか経ってなかった)

 

 

探しても見つからない。

半年分なので高価な定期だ。

( ;∀;)

 


どうしよう。。。

 

 

勤め先ではお局さま率いる女子達に

理不尽にイジメられ中で

 

 

 

定期を探して新宿の雑踏をひとり

さまよっていたら

無性に悲しくなってしまって。。。

 

 


まだ母(の母性)に

未練を残していた私は

母に電話するのだった。

 

 


 

すると母は、

 

落としたアンタが悪いんでしょ!

 

仕方ないじゃない!

 

 

どうしようもなくなったら

助けてあげるわよっ!

 


と言って電話を切った。。。

 

 

 

 

 


 

あの時に

 

その くれるというお金の

 

1/20でも

 

くれなくていい、

 

せめて貸してくれると

 

言ってくれたなら・・・

 

 

私はどんなに心を救われたか。

( T ^ T )

 

 

 

そう思わずにいられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

つづく