誰かの心を揺さぶった(←今回は私の)
私の「ふと思ったコト(妄想)」
にまつわる、
あれやこれやのオチのない話です。
ノンフィクションとはそんなものサ。
┐(´ー`)┌
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最初の結婚で結婚式を挙げた時のことなのですが、
(画像お借りしました)
式の招待状の送付が終わったあと、
(亡き)祖父の弟から電話があって、
どうしても式に出たいと言うのです。
もうかなりのお歳で病気も患っていたので
奥方だけのつもりで招待状を送っていたのでした。
「ウツツの結婚式にはどうしても出たい」
そう言う、おじさん(と呼んでいた)に
押される形でおじさんも出席していただく事となりました。
そう言ってもらえるのは嬉しかったですが
おじさんとはずーっと会ってなかったので
正直言って、
小さい頃、お正月に会っていたくらいのおじさんが
急にどうしたんだろ??
と不思議な気がしたのも事実でした。
結婚式の当日。
なにせ花嫁の私はバタバタしていまして。
( ̄▽ ̄;)
披露宴のキャンドルサービスで、
テーブルをまわったときに
やっとおじさんを落ち着いてお見受けしたのです。
スポットライトがおじさんのいるテーブルに向けられ
キャンドルを持って夫と歩いて行くのですが
そこにいたのは・・・
既に他界している
祖父でした。
いえ、おじさんだったのですが
私には祖父にしか見えなかった。。。
(◎_◎;)
祖父の弟だから
祖父に似ていて当たり前なんだけど
来てくれたんだ!と思いました。
生前、祖父は私をうんと可愛がってくれたのです。
近づいて、おじさんと目が合った時
目の奥にはやっぱり祖父が居るように感じました。
おじさんの目はあちら側と
通じているように私には見えました。
驚きと「まさか」という思い。
そんな思いをよそに
披露宴の進行に私は大わらわで
祖父とおじさんのことは
頭から離れて行くのでした。。。
披露宴が終わって、
1ヵ月くらい経ったでしょうか。
式場からキャンドルやら記念品やらが届きます。
その中に、
出席くださった方々に一言ずつ書いてもらった色紙が
入っていました。
へぇ、こんなことしてくれてたんだ
見ると、
おじさんの書いてくれた一言が
目に飛び込んできました、
「私はウツツが可愛くて仕方がない」
(⊙ө⊙)!
そんな風に思ってくれるのは
祖父しかいない!
やっぱり
祖父が結婚式に来てくれていたんだ・・・
色紙を抱きしめて号泣する
若き日のウツツでありました。
。・゚・(゚`ω´゚)・゚・。