相馬の第一印象はcvが梶さんということもあって正義感強そうでした。なんかTHE主人公みたいなイメージが梶さんには強いです。それでいて年下キャラということで、果たして実際のところはどんな感じなのでしょうか!それでは、スタート!



相馬主計(cv梶裕貴)

笠間藩士で、藩命により京に来た際に巡察中の藤堂・原田・永倉・千鶴と出会う。その際相馬が持っていた絵が問題で、新選組の屯所に連行される。新選組との出会いの後、笠間藩を脱藩し、幕府陸軍隊にて長州征伐に参加するも、予備兵力としての参加だった。笠間藩、幕府陸軍隊での周囲の武士の有り様に疑問を持ち、近藤から新選組に誘われていたのを機に新選組に入隊する。局長付小姓で千鶴の後輩となり、入隊当初は見習いだった。出逢った当初は男装していた千鶴のことを男性だと思っていて、藤堂や永倉並みに鈍いと原田に言われている。千鶴の秘密や新選組の暗部を知っていくことによって、千鶴の護衛も頼まれるようになる。剣の腕は中の上だが、その真っ直ぐな性格のせいか、沖田から局長付小姓として認められる。相馬ルートでは、兄を殺した新選組を憎んでいる三木が鳥羽・伏見の戦いで大阪城に向けて撤退している相馬・千鶴のもとに現れる。千鶴が伏見奉行所から運んでいた変若水を三木に奪われ、変若水は人を殺す劇薬と三木に偽るも、相馬に変若水を飲むことを強要する。そのため、相馬も羅刹化し、三木を剣で圧倒するも心の迷いから三木を逃がしてしまう。その後に現れた風間には、羅刹化をしても敵わなかった。(Wikipedia引用)

風ノ章感想

新撰組との出会いは最悪。以前から江戸で新選組に関して良くない噂を耳にしており、尚且つとある人物から譲り受けたとある絵をきっかけに身元を調べると言われ屯所まで連行されてしまう。相馬は自身の所属している藩や移動した陸軍に対して不満をため込んでいて、そんな時に縁が出来た新撰組局長近藤による新撰組への勧誘を受ける。初めこそあまり良い印象を持っていなかった相馬だが、新撰組の隊士達や千鶴と接していくうちに少しずつ考えが変わっていき、そして新選組をもう一度その目で確かめ入隊させて欲しいと願い出る。結果的に相馬は入隊したばかりの野村と共に近藤の小姓となることになる。千鶴にとっては後輩となります。入隊してしばらく経ったある日、伊東派である三木三郎に女なのではないかや何か秘密があるんじゃないかと勘ぐられたりしつこくされる千鶴。そこへ助けに入った相馬と野村。更にそこへ沖田、平助、新八がやってきて分が悪い三木は去っていく。三木との件を話す中でそろそろ千鶴についても話す必要があると幹部達も判断し千鶴が女であることや事情を明かされることとなる。相馬も野村もぴゅあっぴゅあというか全く女性であることを察してなくて可愛らしかったです。相馬なんて雪村さんはもっと身体を鍛えた方が良いって助言くれてたし(笑)そして、伊東派の人達と斎藤、平助は御陵衛士として新選組を離れることに。離れた伊東を暗殺する計画を近藤や土方が立て、それを実行する幹部達。更にその先で油小路事件にて御陵衛士も何人か死に平助も羅刹となってしまう。事件が終わり収束したかのように思われたが、相馬や千鶴の元に兄を殺された恨みを抱く三木が現れ斬りかかる。相馬は初めに伊東が近藤の暗殺を計画したのだからその恨みは筋違いだと伝えるが三木は聞く耳を持たず怒りは全く冷めることなくその場を去っていく。三木ってこんな感じのキャラクターなのか~って相馬√で知りましたが、兄貴大好きなんですよね。肉親が殺されたから怒り散らすのも無理はないかもしれないけど、同情は出来なかったな。顔は好きだけど。時間が経ち風間達が襲撃してくる。相馬も千鶴を守るべく立ち回ろうとするが風間相手に手も足も出ない。そこに現れたのは死んだと思っていた山南率いる羅刹隊だった。思わぬ登場と助けに状況を飲み込めないでいる相馬であったが、羅刹隊の手助けもあり風間は撤退。その後、羅刹や鬼について、それから新選組の秘密を知ることになる。そして、と共に羅刹隊の世話を任されることに。更に時は流れ新選組の戦いは悪化。近藤が狙撃されてしまい自分達の力不足に悔いり後悔する相馬と千鶴。相馬は志は高いんですよね~。武士とはなんたるかみたいな意識高い系。ちゃんと剣の鍛錬も頑張ってるのになかなかそれが身を結ばないというか…弱いんですよね。周りに腕のたつ隊士達もいて、自分も力になりたいと強く思うのにそう上手くはいかない苦悩に何度もぶつかるからもどかしい。鳥羽伏見の戦い直前、相馬は戦場と化してしまう京から離れるよう千鶴の為に進言するが千鶴は頷かない。新選組の皆が怪我をした時に手当をするのが自分にとっての戦いだと宣言する千鶴。土方から近藤さんの時のように目の前で守れないのが怖いんじゃないかと見透かされてしまう。千鶴は自分の強い意志を通したことにより新選組と共に行動することが出来ることに。とは言え、新選組も撤退を余儀なくされ、その際、相馬と千鶴は三木と遭遇。三木や三木の仲間に取り囲まれた相馬はボコボコにされてしまう。その中で三木は荷物を探り変若水を発見。それを劇薬だと千鶴が説明したことからそれを飲んで絶命しろ相馬に強要し、それを断れる状況でもなく千鶴に信じて欲しいと言って相馬はそれを飲み下し、倒れてしまう。それだけに留まらず三木は千鶴にも同じように飲むよう命令してくるが拒む。無理矢理飲まされそうになったところを目を覚ました相馬の反撃により危うく飲み下しそうになった変若水を吐き出し羅刹にならずに済む。しかし、相馬は羅刹化し、三木以外を惨殺。兄貴のように俺も殺すのか!という三木の言葉に動きは鈍り、更に千鶴が相馬を思い制止したことで殺しかけるも止め命拾いした三木は去っていく。一難去り相馬と千鶴は新選組と再会し江戸へ。からの羅刹になっても守ると約束しEDです。

ここまでやって感じたのは相馬は真面目な正義感の強い青年だな、と。幹部連中と度々わちゃわちゃする相馬、野村コンビ可愛いかったです。ずっとこの男は誰だ?と思って気になっていたので三木が出てきた時はキター!ってなりました。伊藤さんとこの人でしたね。千鶴ちゃんが女だと明かされる前に悪くないのに新八さんや平助に殴られる野村が可愛そうで笑いました。無印の頃は平助が一番若々しいキャラだったのに先輩になって…!という気持ち。龍之介がいた頃の話が知れる√で黎明録やりたくなります。お粥のねぎのくだり、沖田が相馬の小姑みたいで面白かったです。あと、道場時代の話する沖田がイキイキしてて嬉しかったのと、沖田は何だかんだ相馬の剣の師匠みたいで微笑ましかったです。だけど……相馬くん、弱い……!!とは言え羅刹になって三木をボコった後、行け…って見逃すシーンちょっとイケメンでしたね。三木はいい感じの噛ませ感があります。近藤さんを始め、相馬くんは隊士達から気に入られてて大事にされてる感じがします。相馬というキャラクター自体は好きなんですが、恋愛♡って気分になるキャラでは私としてはなかったのですが、それでも羅刹になったことをみんなに黙っておいて欲しい理由のひとつが一緒に朝焼けが見れなくなるのが悔しいってナチュラルに言ってきたのは不覚にもキュンとしてしまったぞ!飾らない言葉とさらっと言ってくれたのが良かった。言うだけ言って寝ちゃうのも良かったです。寝言とか眠い相馬の梶さんの演技が好きでした。

華ノ章感想

羅刹となった相馬。けれど、多くの隊士が抜けてしまいただでさえ新撰組は人手不足なのに自分まで羅刹隊に行くわけには行かないと日中も起きたまま。千鶴は平助に相談し羅刹の吸血症状を少しだけ緩和させてくれる薬を分けてもらう。近藤も復帰し、新撰組は戦地へ。その先で近藤の護衛を任される相馬と千鶴。その先では変若水を飲み羅刹となった三木が待ち構えていた。羅刹化して戦う相馬だったが三木には敵わない。しかし、天霧が来たことで三木は撤退、新撰組も撤退することに。毎回思うけど、天霧…!いつもいいところで助けに来てくれるね!近藤の前で羅刹の力を発揮したことから羅刹であることがバレてしまった相馬。案の定土方から羅刹隊へ加わり昼間は大人しく休んでおくように言われるが、納得出来ない相馬。相馬の意思に負け日中起きていることを許す土方。相馬は三木に手も足も出なかったことを思い返し悔しがっていた。戦いは進み、近藤、野村、千鶴の三人は新政府軍に投獄されてしまう。相馬が助けに来るも近藤は自分の正体がバレていることを話し死ぬことを覚悟しており、三人を逃がすことを話し、それと土方に渡すようにと一本の刀を託す。近藤からの想いや頼みを聞き三人は土方の元、会津へ向かう。江戸から逃げる途中、龍之介と原田と再会する。原田は三人の事情を聞くなり命を賭して三人を江戸から逃すべく手伝ってくれるのだった。さらにその先では沖田と会い事情を話す。羅刹隊に襲われる四人だったが、平助の助けが入る。原田、沖田、平助と幹部達の助けで生き延びた三人は会津へと辿り着くが、一足遅かったと斎藤から土方はもういないことを聞かされ蝦夷へと向かい、再会を果たす。この一君に遭遇した時の相馬や野村も戦いに参加するって言った時にお前達にはまだ早いって道標の話してくれる一君はかっこよかったですよ!と、話はあらすじに戻り、そこで網道が山南率いる羅刹隊との戦いで命を落とした事を知る。そして、千鶴は土方から相馬のことが好きなのではないかと問われる。それに頷く千鶴。そこへタイミング良く訪れた相馬にも土方は気持ちを確かめるように相馬に雪村を好きか尋ねる。…お見合いかな?しかもその場面を盗み聞きしている人が何人か。八郎はまあ、わかるよ。千鶴ちゃんのこと好きだろうし。野村もまあ、わかる。友達(?)だし!大鳥さんと島田さんは面白すぎるのよ。なんでいるんだ。にしても、ここは八郎推しとして話したいことがあります!八郎が可愛い!お茶目な意地悪してきたり(変な猫語の噂流したり、千鶴ちゃんを大事にするようにめちゃくちゃ釘刺してきたり、何だかんだ挽回の機会をうかがっていたり)最高でしたね!そう言えば相馬はこれまで女性と話したことがなかったらしいですし、つまり接吻も当然したことないということでまだ心構えが…!という一面があるんですが、可愛らしい。何だかんだ皆から祝福されるカップルという微笑ましいひと時もありましたが、その先の戦で野村、土方までもが命を落とす。榎本達は新政府軍に下る意志を見せ、もう残っている新撰組の隊士達は下っ端達なので解放されるだろうと千鶴と共に自由に生きていく道を仄めかすも相馬は土方に代わり新選組の隊長に就任する意思を見せる。そして、相馬が流罪される前、最初で最後になるかもしれない接吻を交わす。そして、EDへ。ED後は流罪を終え、再会しハッピーエンド!

最後までやってみた感想は、相馬√は相馬自体もいいキャラクターなんだけど、相馬を取り巻くみんなの良さも感じられる√だったなと思いました。相馬と近藤さん、相馬と土方さん、相馬と沖田、相馬と左之さん…。本当に助けられまくって生き長らえることが出来ました。あらすじにも書いたように相馬と千鶴ちゃんの恋のキューピットは土方さん(笑)仲介人笑った。八郎は猫語で話したりしてイチャイチャしているのかと思いました的なニュアンスのこと言ってきた気がするんですけど、八郎はするんか!そっちの方が気になりました。結論として相馬はめちゃくちゃいい奴だけど、恋愛対象って感じには私の中ではならず、幹部達や他キャラの魅力も垣間見えてストーリー自体は楽しかったです。お茶目で可愛い八郎も見れましたし、ありがとう相馬!あと、なんと言っても野村!!死に様かっこいいじゃねーか…。野村も結構好きです。ライク!ずっと小姓仲間だった野村が死んだから相馬も悲しいよね…。そして、土方さんの2人の幸せを願ってくれる別れの言葉も切ないよ。旗託すところもね…。私はあまり歴史に詳しいわけでもないので史実も詳しくないので、相馬が新撰組を託されて新しい局長になる展開は感動しました!知ってる人もきっと感動するかもしれないけど!相馬くんの千鶴さんってさん付けで呼んでくれるとこも好き。最後に相馬√を一言で言うと『みんなに未来を託された王道ルート』って感じでした!相馬√については以上です!ありがとうございました⸌⍤⃝⸍