真改やるぞー!と改めて決めてからず~っと、気になってやりたかった新八さん√から始めようと思ってやり始めました!無印の時からなんで攻略出来ないんだ!!と新八さんと山崎君、山南さんに対しても思っていたので、攻略対象になった時は嬉しかったです。不知火と天霧も攻略したいなー!ね!!というわけで、感想などを綴っていきますね⸌⍤⃝⸍ネタバレなどが苦手な方、控えたい方は先へ進まないように!



永倉新八(cv坪井智浩)

新撰組二番組組長。身長173cm。曲がったことが大嫌いな性格。剣術では新選組一ともいわれる腕だが、酒と女好きな一面も持つ兄貴気質。島原の遊女に貢ぎすぎて、よくお金関連で悩んでいる。筋肉自慢も多いが、生まれはそこそこの立場の武士であり、実際は政治に詳しく教養も備えている。原田曰く「政治のことは無駄に詳しい」。作中では、千鶴のことを「可愛い妹分」と称すことも多い。アニメ版では消息不明の斎藤を除いて8人の初期幹部隊士の中で唯一生き残っていた。「真改」では攻略キャラクターとなる。井上と共に千鶴を守るも敗北。息も絶え絶えな井上から変若水を与えられ、千鶴と井上の命を守るために羅刹となった。(Wikipedia引用)

風ノ章感想

以前は攻略出来なかった新八さん。仲間想いの熱い男で、腕っぷしも強く、暗いお通夜ムードの場面では飲みに連れ出してくれたりとムードメーカーな印象です。千鶴ちゃんにも気さくで明るく接してくれる兄貴的な感じ。個人的にこの風貌で『千鶴ちゃん』ってちゃん付けで呼んでるところも好感が持てました。熱いタイプでこう!って思ったらこう!って突き進んだり、強情な部分はあるけど、周りを冷静に見ている時もあるし、千鶴ちゃんが水仕事ばかりでしもやけになった時は火鉢を用意してくれたり気遣い屋な一面も垣間見えて素敵でした。

また、新八さんは変若水や羅刹の存在否定派。人間として武士であることや剣を振るうことに真っ直ぐな人なので、羅刹や変若水に頼ってまで長生きしたいと思わないみたいな考えだったように思えます。しかしながら変若水を飲み羅刹となった山南さんや平助のことを考えると生きていてくれていることに対する喜びと、それでも薬の存在を快く思えない複雑な心境に思い悩んでしまう。薬の存在と平助達のことは割り切って考えてみるのはどうだろうという千鶴ちゃんの言葉が霧を少し晴らしてくれた模様。そして、物語は進み鳥羽伏見の戦いへ。

しっかりご飯を食べて戦に臨む新八さん。なかなか戦から戻って来ないので土方さんや新撰組のみんなに死んでしまったんじゃないかと心配されます。が、無事戻ってきます!!よっ!二番組組長殿!!史実では新撰組の生き残りなんだとか(恐らく一君も)それで、千鶴ちゃんは井上さんと淀藩へと向かうんですが、幕府を裏切った幕府兵によって瀕死の状態に追い込まれてしまう井上さん……。新八さんの言葉を借りるならくそったれー!!な展開が待ち構えています。ひどい裏切りと状況に千鶴ちゃんも小太刀を構え戦おうとするも敵う訳もなく…。そんな時に助けに来てくれたのが…言わずもがな、永倉新八!!どこまでも卑怯な淀藩兵は新八の腕っぷしに逃げ腰になり仲間のフリをして嘘を吐く。そんな嘘に騙されることなく新八は千鶴の言葉を信じて淀藩兵を倒そうとするが、井上の言いつけを守り刀を納める。やっぱり千鶴ちゃんは女の子だから殺傷的な場面は見せるべきではないという井上さんのお気遣い、判断です……。優しい…。傷は深くも何とか持ち堪えてくれている井上を担いでその場を離れようした矢先、驚きの展開が…!いやほんと、くそったれ展開です。めちゃくちゃ二人が銃で撃たれる!!!絶望的な展開…。

そんな中、自分と比べてまだ若い新八はまだ生きていないと困る、これからも彼女(千鶴)を守って欲しいと息絶え絶えに告げる井上。自分が恨まれても構わないと新八に持っていた変若水を飲ませる。どうか分かって欲しいと伝える井上の気持ちに意識が朦朧としている新八も応えるのだった。……はぁ、このシーンは切なかった……。(朦朧とした表情の新八さんのスチルがちょっとエッッとか思ってませんよ、断じてね‪)羅刹の力を手に入れてまるで獣の雄叫びのような声を上げて淀藩兵を斬り殺していたら天霧がやってきて気絶させられる。天霧ってさ、え?いい奴だよね??いい奴ですよね??(確認)意識は朦朧としていたとは言え、亡くなってしまった井上とのやり取りは覚えていて、恨むわけがないと言う新八……。絶望的展開の中で未来を託すにはああするしかなかったもんな……。そして、江戸へと戻り──といった感じだったと思います。

感想を小出しにしつつあらすじをざっと話してみたつもりですが、雪が降ってる時に寒い寒い言ってて、その逞しい胸板全開の薄い格好じゃそら寒いわと思いながら序盤は見て(火鉢の時)、他にも恋愛的な要素以外に気になったというか、くすっとしてしまったのが、土方VS永倉。これはまるでお母さんと反抗期の息子みたいだな、と(島原の門限破りのところ)古株の隊士に対しての扱いが気に入らないと島原にむしゃくしゃした気を晴らしに仲間を率いて出掛けた新八さん達に対して頭ごなしに怒ったり説教はしないですまなかったってすぐに謝罪と説明をしてくれる土方さんの株も上がりました。恋愛的部分では現段階では可愛い妹分。だけど、ちょっと甘い雰囲気というか恋愛的空気になると普段は誰が相手でも豪快且つ直球な物言いするクセに顔をほんのり赤らめてわたわたしながら話すギャップが可愛くて好きでした。 

華ノ章感想

後半は近藤への不満や不信感が募っていく。そんな鬱憤やあまり良いとは言えない隊士達の空気を少しでも明るいものに切り替えるべく吉原に隊士達を引き連れて新八は飲みに出る(そしてまた再びお母さんVS反抗期の息子)そんな時、羅刹になったことを黙っていたところ傷がすぐに塞がっているところをよりにもよって土方に見られてしまい羅刹バレしてしまう。幹部達と話した末、羅刹隊に入ることは避けられず外出も禁じられてしまう始末。別に新八さんは羅刹反対派だから言い出せなかったわけじゃないんですよ、左之さん……。

そして、新選組は甲府へ。そこで敵が羅刹兵を投与していることを知る。多くの兵が逃げ出し撤退するように近藤に話しては見たものの煮え切らない態度。更には自分の意に反して羅刹となった、なってしまった新八に対してあろうことか羅刹は羅刹と戦うべきだと言う。これは苦しい……。しかし、それでも羅刹を倒すから撤退して欲しいと懸命に伝える新八。仲間の為に戦うと伝え、それと原田達の説得もありようやく撤退を決断する近藤。……何だかな~……。そんなこともあり、甲府での戦いの後、近藤とはやっていけないと決別し新選組を離隊。ここまで度々昔の近藤さんと変わってしまった近藤さんに対して思い馳せたり、愚痴が零れたり、だけど新撰組が好きで、昔からの仲間とその場所が大切だから離れ難いって様子が見え隠れしてたからもうほんとに…近藤さんさぁ、という気持ち。とは言え、左之さんという相棒が新八さんの傍に居て良かったなと思える場面でもありました。躊躇いなく『俺は新八についていくって決めてたからな』って言えるの素敵。やっぱり何だかんだ新八さんの理解者は左之さんなんですね。平助も仕方ないけど、見送れないの切ない。新八さん、左之さん、平助トリオも好きだな…。新八さんが離隊すると決まったからにはもちろん千鶴ちゃんも離隊を決意する。意中の相手でしょうし、新八さんを放っておけるわけないもんね!

『改めて言わせてくれ。俺が…君を守る。だから、俺と一緒に来てくれないか?』入りましたー!!いいぞ、もっとやれ!なんかこう、新八さんの実直な感じといい千鶴ちゃんのついて行きます!感がよいですね。そうして新選組を離れ新たに靖共隊となり、戦いの場が江戸になった際、原田は幕府ではなく江戸を守りたいという強い思いから別れることに。がむしゃらな戦い方をしようとする新八を見兼ねて本当に必要な時以外羅刹の力を使わないようにと約束し、そんなタイミングで羅刹隊を率いた父、網道と遭遇する。綱道との戦いは何とかなるものの羅刹の力に飲み込まれつつある新八を天霧が倒しに来る。絶妙なタイミングで来るね、天霧よ。でもさぁ、次はありませんよって言って見逃してくれるんだけども前回も手を引いてくれるし優しいよね、天霧。紳士的でよいです。人間として十分に強いのだからとか言ってくれるしさ。千鶴の訴えのお陰で天霧が手を引いてくれたので山奥へと身を隠す。そこで千鶴ちゃんが新八さんを守る為だと素振りをし始めて、その時のやり取りがまた素敵なんですね。

『永倉さんは、とても人思いで強くて、そんな永倉さんが羅刹なんかに負けるはずがないって…私はずっと、信じてるんです…お願いです。剣のことまでは裏切らないでください!』

これはほんのセリフの一部ですが、ほんとはもっといろいろ立て続けに千鶴ちゃんいいこと言ってます。たまらず抱き締める新八さん。

俺が鍛えてきたのは自分が強くなるためじゃなくて、誰かのため、何かのため…人を助けるためなんだよな。そのために俺の剣があるんだ。そんな俺の剣が、羅刹なんかに負けるわけにはいかねえよな。今はっきりと分かったよ』これも本当はもっと沢山いいこと言ってる。

新八さんボコボコに落ち込んでたんですけど、ようやく持ち前の明るさと真っ直ぐさな強さを取り戻しました。そこで羅刹隊に襲われ全滅している部隊を目の当たりに。そして、網道さんとの最終決戦──

なんと網道さん、実父ではないと暴露し始める。が!!ここで!!

本物の親子じゃなくても、育ての親って言葉もある。そんな簡単に縁が切れたり、割り切れたりするもんじゃないよな。でもよ、ここにも一人いることを忘れないでくれよ』と励ましの言葉。自分は新八さんの妹分だったと思い返す千鶴ちゃん。けれど、

いや…そうじゃなくて……もっと親密って言うか…千鶴ちゃんとは…その…もっと仲のいい関係になりたいって思ってる。その、君のことは俺の大事な女性として、そばにいて欲しいと思ってて…。だから…君とは……あれだ……夫婦ってやつになりたいと思ってる。その契りを、今、交わしたいと思うんだが…駄目かな?

ぎゃーー!!やっぱり相変わらずこういう場面だとちょっと恥ずかしいのか歯切れ悪くなっちゃうの可愛いし、いきなり夫婦になりたいですって!?恋人という工程は最早必要ないと??いやでも、なんかきゅんきゅんしたのでいいです!(?)最高すぎてちょっと何言ってるかわかりませんね、失礼しました。先に恋心ってやつを自覚したのは千鶴ちゃんの方が早かったみたいですけど、やっぱ新八さん漢だ~!!ちゃんと伝えて行動してくれて。あとね、このスチルかっこいいんですが??どうしたの??は~~、ちょっと文字打ちながらあの時の感動が駆け巡ってまた追いきゅんしてしまったので一旦落ち着きます。

その後、鬼の姿となった網道に羅刹の力は使わずに人間としての、永倉新八としての強さだけで勝利。羅刹を滅ぼした後やって来た天霧に羅刹の力に侵されていないと証明するから戦って欲しいと申し出て手合わせをしてもらう。無事、羅刹の力を振るわずに勝利を果たす。──それでですよ!!この時のスチルも美しくて好きなんですが!天霧の『お見事』も潔くてよき~~。この二人なんか相性良さそうじゃない?戦って友情的なやつが芽生えちゃったりするパターンなどは??

戦いの末、人の戦いに関わらないことを決めて松前藩、そして小樽へ。かつての新撰組の仲間達の訃報に悲しみつつも嫁となった千鶴と寄り添い合い静かに穏やかな日々を生きていく。──みたいなEDだったと思います。どっか違ったら大変申し訳ございません!!

最後までやってみて、第一印象から最後まで大きく印象が変わったとかは全然なくて思ってた通りの人でした(いい意味で)お兄ちゃん、兄貴系好きな人はきっと好き。熱血漢とか熱いタイプはどちらかというと少し苦手な方なんですが、新八さんは全然大丈夫。何でだろう?熱いけど、ちゃんと冷静なとこもあるし、引き際はわかってたり網道さんとの決戦の際もいきなりバトるんじゃなくて話し合おうとしたり、根の人の良さが最初から最後まで滲み出てるところが暑苦しくないのかも。実直で男らしくて頼もしくもあり、かっこよくて可愛い人だなと思いました!それでは、長々なりましたが、本日はこの辺で⸌⍤⃝⸍ありがとうございました!