マダムすみこです♪
先週、試写会に伺って参りました。

当日は、三島有紀子監督の舞台挨拶があり
友人と一緒に監督のトークも拝聴しました。
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三島有紀子監督は
最近では
湊かなえさんの『少女』を撮っておられます。

湊さんは好きですが
その作品はまだ観ていませんでした。

今回試写会で上映された作品は
重松清さんの小説の映画化で
子供のいるバツイチ同士の再婚カップルの日常がベースで

主人公の夫役は浅野忠信さん
その妻は田中麗奈さん
田中麗奈さんは二人の子供を連れての再婚で
浅野忠信さんは元の奥さんの元に娘が一人いる設定です。

田中麗奈さんに赤ちゃんが出来たのがきっかけで
連れ子の上のお子さんが情緒不安定になってからの家族のお話でした。

監督のキャスティングについてのインタビューで
奥さん役は、なんで田中麗奈さんなんですか?と聞かれ、

田中麗奈さんはすごく芯のしっかりしている女優さんなのだけど
この人がこの作品の奥さんのような
『ぶら下がり系 女子』の役をやるのを見てみたい。
というようなコメントがあり
初めて『ぶら下がり系』なる言葉を聞いた気がしました。
ぶら下がり系について、監督によると
『女優さんは、しっかりしていて、全部自分で考えるから、
夫や彼氏に 
「どうしよう?どうしたらいい?」
なんて言う人はいないんです。』
と説明がありました。

あれ、私いつも聞いてる。って言うか、聞いてた。
って思いました。
私、ぶら下がり系?!ガーン

ぶら下がりって、肯定的な感じではないですよね。
「ああ、重いな~。」って感じ受けます。

でも、劇中の田中麗奈さんの演技はそこまで重くはなかったのですが

そう見えたのは、私の認識の甘さなのかもしれないと
改めて映画についてというより
自分自身について考えてしまいました。

まだ、結論は出ていませんが・・・。

映画は、
一言で感想を言えませんが
よかったと思います。

こうして書いていて・・・

ぶら下がらない生き方なら
再婚同士のカップルも
そうでないカップルも
もっと幸せになれるのかもしれない。と
今になって思い返したりしています。