皆さん、覚醒は進んでいますか?
汝自身を知れ、色即是空、霊的認識とは何かと、このところ、シュタイナーの「死後の世界」を読み返しながら、思うところを書いてきました。
そして、生物兵器とグレート・リセットの関係では、今私たちが、コロナや地球温暖化という脅威を意図的に作り上げ、全体主義、共産主義化へと誘導されていく状況を示しました。
なぜ、このような共産主義化へと向かっていくのでしょう?
それは、その共産主義化が経済だけを特化した社会であり、唯物主義的世界の行き着く先であり、その根本的な問題は、左脳偏重社会であるからなのです。
左脳が、「科学的」であり、「経済主義」であり、計算し、予測し、左脳により支配する社会へと暴走しているのです。
そして、その左脳は右脳を抑圧しているのです。
右脳が、全体とつながり、調和を求め、宇宙的一体性を求めるのに対して、左脳は差別し、計算高く、冷徹です。
生物兵器ワクチンによる人口削減や優生学は、まさに左脳が、右脳的倫理観を否定し、暴走した結果を象徴するものです。
そして、霊的認識とは、まさに右脳的認識なのです。
この右脳的認識を時代は求めています。人間的に、もはや左脳社会の限界を感じ、人々の深層心理の中には、右脳的社会への希求への衝動が起こっているのです。
だからこそ、左脳は、この右脳的社会の復興が面白くなく、過剰な否定へと暴走しているのです。
左脳を支配しているのは、アーリマンです。
それに対し、右脳を支配しているのは、ルシファーです。
そして、キリストは、このアーリマンとルシファーの間に立つ、脳梁的役割を担い、両者を調和的にしようとするのです。
私たちの文明は、一度、アーリマンに支配され、アーリマン的社会を形成することで、物質文明を豊かにする必要がありました。
しかし、それは次の段階へとシフトし、揺り戻されなければなりません。
アーリマンは揺り戻されることを嫌い、暴走しているのです。
それがいわゆる第八領域へと陥った状態であり、魔境なのです。
彼らのなり振りかまわずの暴走ぶりはまさに魔境に陥った状態なのです。
を書いた、ジル・ボルト-テイラーという脳科学者が脳卒中を起こしたときの、左脳が麻痺した状態を綴っています。
右脳だけで見た世界は境界が失われ、すべてが一つにつながって見えたといいます。
私たちは、左脳ですべてを切断することで、あれと、これを、分けているのです。
この本を読むと、今の社会が左脳の暴走で、左脳に支配された社会であることがわかります。
左脳の言語を黙らせる、それはつまり、仏教では止観という状態で、左脳の働きを止めることで、右脳の至福の体験に至ろうとするものです。
その右脳で見る世界は、まさにジル・ボルト・テイラーが見た、時間や境界のない、「世界と一体した今」という体験です。
そこで、その右脳の世界、左脳が黙った世界を体験したジル・ボルト・テイラーは自らが回復し、左脳の機能を取り戻そうとする際に、自分がどのようなプログラムを選び、どのようなプログラムを動かさないという、選択が可能であることを発見します。
日本人はレムリア、縄文の流れを継いでいるので、右脳的、自然との調和、自然との一体感が基本の生き方をしてきました。
西洋文化がそれらを徐々に侵害しては来ても、まだ、それが残っています。
西洋人にはノイズにしか聞こえない虫の音は、日本人には虫の声として、言語としてとらえるなど、独特の脳の感性があることが知られているのです。