ハウスクリーニングを頼むなら、どこをお願いしたい?

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昔、ハウスクリーニングを頼まれて、やったことがあります。
また、貸別荘の管理をしていた時は、毎日のように掃除の連続でした。
それも何棟も短時間でこなさなければなりません。
そこで掃除のノウハウをある程度学ぶことができました。
 
新築の現場では、やはり専門のハウスクリーニングに竣工前に依頼します。
新築の現場では建築中の汚れしかつかないので、生活の汚れがない分、楽に見えます。
しかし、建築中についてしまった、ノリの後や、汚れはそれはそれで取るのが難しいところがあります。
 
以前、私が設計した建物で、ホワイトシリカという石を床に張ったのですが、どういう訳か、下地のコンパネの色が、白い石に浮き出てきてしまいました。
これじゃ、大失敗。石を張り直さなければならないと思っていたら、建築のハウスクリーニングが入り、どんな方法を使ったのか、きれいに消えていました。
それには流石にプロだなと、感心しました。
 
建築を設計する際に、掃除のしやすさや、汚れないディテールというものを、考慮する必要があります。
特に外壁や水回りには汚れに対するノウハウが必要です。
きれいな外装が、数年で汚れたり、汚れの縞模様ができてしまうことが多々あります。
それは、どこかにホコリを溜める平たい部分があり、その汚れが雨で流れることで、汚れが集中する縞ができるのです。
それを生じさせないように、私は外装のディテールに気を使っています。
 
内装でも、汚れやすい部分というのがあり、汚れが取れやすい素材というのもあります。
タイルなどは、表面はきれいになっても、目地が汚れてなかなか取れません。
昔はキッチン前、ガスレンジ前にタイルがよくつかわれていましたが、目地が汚れて大変なことになります。
最近はキッチンパネルが多くなりました。
 
トイレや浴室なども、ひと工夫して、汚れない仕様にするといいですが、固定観念的にタイルを使うことがいまだに多いようです。