私は朝食を食べるとお腹を壊すので、朝食はとりません。
一日二食。平日はお昼はお弁当。けっこうなボリュームで食べています。
夜はお酒も飲みながら食事し、その後のだらだらとお酒を飲んでいるので、あまり褒められた食生活ではありませんが、少なくとも1食、特に朝食を抜くことは身体を快調にします。
要は、お腹の中を一日に一度空っぽにすることで、余分なものが排出され、身体に余分なものを蓄積させない効果があるように思います。
もともと、人は一日2食でした。
エジソンがトースターを発明し、それを普及させるために朝食をとるように勧め、一日3食になったとか。
1日3食はエジソンの陰謀だった!飽食の現代人に1日3食は不要。むしろ体への負担も!
1食を抜くことで、胃を空にすることで、断食効果が生れます。
人間はある意味で、熱を加えた調理をすることで、消化に必要なエネルギーや消化に費やす時間が節約され、その力を脳や技術などの文明の発展に向けることができました。
牛は固い藁(ストロー)を食べるために、胃を4つも持ち、何度も噛み返して胃に戻し、ようやく消化しています。ですから食べる、休む、噛み返すということに一日の大半の時間を費やしているので、文明を発達させる余裕がありません。
人間は火を手に入れ、火によって調理することで、消化を早め、消化のために休む時間を節約できました。
消化するときには、胃に血液が集中します。胃に集中することで、頭の血液が少なくなります。
つまり、食事の回数を減らすことは頭をクリアにする働きがあるということです。
そのことからしても、一日に三度食事をするか、二度にするか、一度にするかによって、身体の負担や使える時間、使える頭脳が大幅に変わります。
食べないと健康にならないというのは誤りです。
多くの病気は食べ過ぎることで起こります。メタボや糖尿病などがその例です。
太ると身体に負担がかかり、動きが鈍くなり、運動が苦しくなるので、運動不足になります。
太らないためには、食事を減らすのではなく、食事の回数を減らす方が簡単です。
空腹時に男性は内臓脂肪が、女性は皮下脂肪が燃焼します。
古代から人は空腹に耐えられるように、すぐに脂肪として体に蓄えておくように身体がつくられました。現代は飢えるということがほとんどないので、貯えを使い切るということをむしろ意識しなければ太る一方です。
その使い切るためには、食事の回数を減らして空腹な時間をつくり、身体が緊急事態だと貯えを使うように習慣づけていくのがいいのです。
せっかく食事の回数を減らしたのであれば、その分、栄養のバランスの良い、食事をすればいいのです。
コンビニ弁当やカップ麺などで簡単に済ますのなら、むしろ食べない方が健康に良いと思います。
その代わり、食べるときにはバランスの良いものをしっかりと食べて、しっかりと休めばいいのです。