阪神タイガース 秋季キャンプ。
(14日)
[安芸タイガース球場:スカイA]


昨日をもち、我が阪神タイガースの秋のキャンプは終わった。

来年2月1日まで“オフ”に入る。
もちろん、選手たちは、片時たりとも体を緩めることはないだろう。

1990年代くらいまでなら、各テレビ局が企画する、運動会や歌謡ショー、クリスマスバラエティーなどに駆り出されていた。
でも今は、年末までに収録した、年明けのスポーツ特番による、トーク番組くらいしか見かけなくなった。
とても、いいことだと思う。
現役時代の落合博満さんなどは、自主トレをいつしているのか分からないくらい、誰も知らない場所へ籠り“俺流”の特訓をしていたらしい。

さて、秋季キャンプ。
テレビでは、2日分しか見ていなくても、ABCラジオのリポートで、つぶさに確認はしていた。
野手はとにかくバットを振り、投手は新しい球種への挑戦、研究を、それぞれ取り組んでいたようだ。

近本の大活躍の反面、期待大だった大山の不調。
固定できない投手陣。
3位に入り、クライマックスもファイナル・ステージまで行ったものの、正直、読売に完敗した感が残った。
下克上を叩きつけるには、千載一遇のチャンスだっただけに…。

ファームにいっぱい眠る逸材を、来季、どれだけ羽ばたかせるかが、優勝へのカギになる。
通例通り、来季は鎌ヶ谷へ、ファームが乗り込んで来る。
当然、全力で応援しに行く。
個人的には、片山捕手に注目。
梅野のような・・・いや、梅野以上の「打って、守って」が出来る選手と聞き及んでいる。
出来るなら、クリーンアップに名を連ねてくれれば、おもしろい。

最後に。
今週末の『ファン感謝デー』では、甲子園球場に集う虎党の皆さんには、思いっきり楽しんで頂きたい。
選手も、コーチも、監督も、めいいっぱいハジけて、1年の激闘を労ってほしい。