皆様にご報告 | ゆめまるぱんドラ時々かんちゃん

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愛犬ゆめまるぱんと愛猫ドラミとのenjoy life

お久しぶりです。

皆様お元気でしょうか?
 
ブログを放置してからもう1年以上かな?
 
自分的にはもう引退してたつもりなんですが
皆様にお伝えしないといけないことがあったので
またブログを書きます。
 
 
もう知ってる方もいると思いますが、
まるが5月24日、虹の橋を渡りました。
 
 

 

 

 享年11歳でした。原因は肺水腫だそうです。
心臓はずっと悪いので少しは水もたまって来ていて
一時期、酸素室をレンタルしてたんです。
 
 
 
けど寂しん坊のまーたんは大人しく1匹で入ってて
くれなくて...逆に動くから心臓に悪いという事で
こうやって酸素を供給してた事もありました。
 

 

 

でもそれも数ヶ月で返却したほどだったんです。
なぜかいらないくらい元気になってて
ほんとに具合悪いのはここ最近の話で
冬はとてもとても元気だったんです。
 
 
しかしこの所の天候や暑さで一気に具合が
悪くなってしまいました。
 
 
亡くなる1週間前くらいからごはんを残すようになり、
苦しそうな息遣いになりました。
 
 
足もふらつき倒れるようになり、
病院に連れていこうとしたところで亡くなりました。
 
 
その日は心配だったので昼も家に帰り、帰ってくる
まで待っててねと言ってまた仕事に行きました。
 
 
早めに帰らせてもらったので
まだ息をしてるまるを確認し、
病院行く準備してまるを抱き上げました。
 
 
エレベーターを待ってるときにまるの首が急に
だらんとなり、パニクった私はとりあえず
車にのせました。
 
 
いつもまるは途中で息をしなくなる事はあったので
いつもやっているように背中をたたいたりしても
反応はなく、まる、まると呼び続けました。
 
 
けど今回は戻ってくる気配が一向になく
病院に電話すると心臓を押す蘇生法を
やってみてと言われたのでやってみました。
 
一瞬「ううう」ってなったので
ずっとずっとやり続けました。
 
蘇生しながら病院に来れないか?
ときかれ、私一人だったので思い当たるの人に
連絡してみましたが連絡つかず
マッサージをやめて1人で病院に行くことにしました。
 
 
途中、赤信号とかでは心臓マッサージしつつ...
 
 
しなれない心臓マッサージに汗だくになりながら
疲れて何度も何度もやめようとしたし、
もうまるは死んでるんじゃないか...
こんな事やっても意味ないんじゃないか...
そんな気持ちもありました。
けどここでやめて悔いが残ったら私はきっと一生立ち直れないと思い、
汗と涙でぐしゃぐしゃになりながら、なおかつ事故らないように病院に
何とかつきました。
 
 
病院でもずっと蘇生を試みてくれましたが
まるが帰ってくることはありませんでした。
 
 
まるが死ぬ。
具合がいつも悪くなるといつも覚悟してた事なのに
いざ現実になると、まるは悪いなりに
か細く生きていくんだって思い込んでいた自分がいて
まったく事態がのみこめませんでした。
 
 
自分自身、慣れない心臓マッサージ(けっこうハード)と涙で
呼吸が荒くなってたせいで過呼吸っぽくなり、
頭がボーっとして息が苦しいそんな状態だったので
体調を治すために少し外の空気にあたって
心を落ち着かせ、まだ自分でさえ受け止めきれてない
この事態を数人の人に連絡しました。
 
 
 
 
 
まると出逢ったのは、初めて飼ったキャバリアの
ゆたが亡くなった時に寂しさのあまりペットショップを転々とし、
ゆたみたいなお目目のおっきい男の子を探していました。
 
 
しかし、とあるペットショップで出逢ったのは
お目目が少し小さい4ヶ月の女の子のまるでした。
 
 
売り物のまると遊びながら私にとてもじゃれてくる
この子をうちの子にしようか迷っていましたが、
店員さんが
「ずっと皮膚が悪くてお店に出してなかったんですよ。今日出したばっかりなんです。」
と言われ、ゆたはずっと皮膚が悪く、
ずっと治療頑張ってたのでそんな経験がある私なら
別に皮膚が悪かろうが余裕だな...!
そんな気持ちでまるを連れて帰りました。
 
 
名前も最初は可愛く「花梨(カリン)」にしようと
思ってたけど、下に置いてあったドッグフードの
袋をかじって食べてしまいパンパンにふくらんだお腹で
座ってた姿を見て、あ...「まる」にしよう。そう思いました
 
 
 
まると生活するようになり、すぐに悪いのは
皮膚だけじゃなかった...と思い知らされます。
 
 
まず1歳で両足パテラの手術をしました。
 
ヒートなんて2歳くらいまでで
それっきり音沙汰無し。
病院の医院長にヒートはこない分にはいいけど
こないのはホルモンの状態が良くないからと
お薬を飲み始めました。
 
それからいくらキャバリアの宿命とはいえ
5歳の若さで心臓が悪くなり、薬を服用。
 
そして癲癇も起こるようになってしまい、薬を服用。
 
もちろん皮膚が悪い...というかアトピーでした。
 
晩年は薬の飲みすぎなのか肝機能も少し悪くなり
また薬を服用。
 
心臓も悪くなると利尿剤。
 
 
と毎月まるの薬代だけで3万強の出費
それでもまるが長生きしてくれれば
5万になったって私は払っていたでしょう。
 
 
 
こんな病気のオンパレードなまる。
2年前にまるのアトピーの方が酷いことになり
顔も体も毛は抜け、痒くて眠れず
みるみる元気がなくなった時がありました。
 
 
とうとう来るべき時がきたのかな...ボロボロの
まるをみて覚悟もしました。けど、神様は病気の
オンパレードのまるを助けてくれました。
 
痒みに効く新薬が出来たのです!!
 
アポキルというお薬なのですが
まるには劇的に効いて
こんなふっさふさに蘇ることが出来ました!
 
 

 

 

それとまるの酷い状態からずっとどんなに仕事が
忙しくても入れてもらえたマイクロバブルと
まるのために皮膚にいいシャンプーを仕入れて
くれた店長のおかげです。
 
 
皮膚がよくなるとみるみる元気になり
それから2年はまるにとって安らかな日々が続きました。
ボロボロのまるをみんな知ってるから
みんなチヤホヤしてくれました。
誰もまるを怒る人も動物もいません。
 
 
まーたんが1番偉い。
まーたんが1番強い。
まーたんが1番かわいい。
 
 
まるの天下です。
ワガママで意地悪で自分の事しか考えてないけど
でもそれでいいとありがたいことに
周りのみなさん全員が最大限に甘やかしてくれました
 
 
きっと皆さんもこう思ってくれてたはずです。
 
 
まるはこんな小さな体で
痒みも、胸の苦しさも、足の痛みも
鼻の通りが悪いのも全部耐えてきたんです。
だから芯はきっと誰よりも強い。
それゆえに1番偉いんだと。
 
 

 

 

 

 

 

今思うとこの幸せな2年はそんな辛さを乗り越えたまーたんに
神様がプレゼントしてくれた日々だったんじゃないかなって思うんです。
 
 
2年前、死にそうだったまーたんは本当は死んでて、
不憫に思った神様が2年命をプレゼントしてくれて
きっちり2年後にお空に連れてってしまったんじゃ
ないかなってそんな事を思ってしまうほど夢のような2年でした。
 
 
 
まるがあちこちでオシッコするのでよくふんで
靴下がたりなくなったり、
玄関マットやラグは洗って1日でオシッコや
うんちされ、また洗い、
足が悪いのでオシッコやうんちを踏みながら
歩くので家中に広がる...
家に帰ってくるとやる事が多すぎて忙しかった。
 
 
いまはね、私なんにもやることがないんだよ...
まーたんがいないと時間がね、ありあまっちゃうの...
 
 
まーたんは誰かいないとダメな寂しん坊で
1匹で何かしたことないから
1匹で虹の橋まで行けるかそれだけが心配です。
 
向こうではぱんがきっと迎えに来てくれるはずだから
ぱんと一緒にいるんだよ。
 
きっとさ、ぱんに出逢えたのも
ぱんが先に旅だったのも
寂しん坊のまーたんを1匹にしないように
神様がぱんとあわせてくれたんだって思うんだ。
 
そして寂しん坊のまーたんは頑張って最後まで
私の帰りを待っててくれて、
私の胸の中から旅立った。
自分の胸の中から旅立ってくれたなんて
こんなに素敵な最期はないよね。
 
 
まーたん、今何してるのかな。
 
 
私は今もまーたんに会いたくて会いたくて
仕方ないよ。小さいふわふわのまーたんを
抱っこしたいし、ちょっと癖のある体臭を
思いっきり嗅ぎたいし、まーたんのいびきを
ずっと聞いていたい。
 
まーたん、今は初めて
どこも悪くない体になれたんだよね。
 
全力で走ったのなんてないに等しいから
足がもつれちゃうかもしれないけどたくさん走りなね。
 
まーたんに出逢えてホントによかった。
まーたんの飼い主は私にしか務まらない。
まーたんは私の元に来る運命の子
そう思ってるよ。
 
まーたんみたいな可愛くてワガママで
意地悪でおもしろいキャバリアには
もう二度と出会えないと思う。
 
まーたん、大好き。
 
 
ずっとずっと忘れないから、
ずっとずっと私達を見ていてね。
 
 
まーたんに逢えた人生に感謝。
 
 
まーたんを可愛がってくれた人達に大感謝。
 
 
まるが居ないことが思ったよりも辛くて
御報告遅くなりすみません。
早く笑ってまるの思い出を語れるように頑張ります。
 
皆様、私の大好きなまるをとても可愛がって頂いて
たくさんお花本当にありがとうございました。
 
 
 
最期のこの安らかな顔を見ると
今は何にもつらくないんだな。
心残りは無いんだなってほっとする気持ちもあります。