小田急に乗って片瀬江ノ島で下車したわ
新江ノ島水族館でペンギンとかいろいろみたわ
クラゲもみたわ
クラゲふわふわしてて幻想的でみとれちゃってたら
私クラゲの電波にやられたみたい
クラゲが電波にのせて江ノ島へ行け!と言ったのが伝わってきたわ
私ふらふらしながら水族館を出て江ノ島まで急いだわ
そんな流れで私いつのまにやら江ノ島まできてしまったけど、
そういえば最初から行きたかったのでした
って思ってたら突然の豪雨!!!
最近の変わりやすい空いいかげんにしてほしいわ
雨宿りに近くのボロい店にかけこんだわ
そしたらダイヤの原石ちゃんに出会ったのでした
トントントーン
トントントーン
少女「雨、いきなりですね」
ゆめこ「そう、だなあ~」
少女「海苔よかったら食べてみてください」
ゆめこ「と、私に海苔の試食を勧めてくれた少女は江ノ島から出たことがない17歳の少女で、家の海産物屋を手伝っている少女」
少女「私17歳の海産物屋です。海産物屋の娘です。突然の豪雨にうちの店にかけこんできたお姉さんに海苔の試食を勧めます」
トントントーン
トントントーン
少女「雨、いきなりですね」
ゆめこ「そう、だなあ~」
少女「海苔よかったら食べてみてください」
少女「と、私の差し出した海苔ののったスプーンを受け取ってくれたお姉さんは東京からきたお姉さんで、一緒にお芝居をする劇団員ていうひとを探しているお姉さん」
トントントーン
トントントーン
少女「雨、いきなりですね」
ゆめこ「そう、だなあ~」
少女「海苔よかったら食べてみてください」
ゆめこ「と、私に海苔の試食を勧めてくれた少女は、劇団員にいいかも」
ゆめこ「あなた、劇団員に、なりません、か?」
少女「えっ」
ゆめこ「あなた、劇団員に、なりません、か?」
少女「えっ」
ゆめこ「あなた、劇団員に、なりません、か?」
少女「えっ」
少女「……そうそう、私、ここ、この島、出たことなくて、この、お姉さん、東京から来たお姉さんの誘いが、私の心を打ったのでした。そう、それは、あの日、あの雨が急に降ってきた、あの水曜日、午後、2時」
ゆめこ「お茶でもしにいきません、か?」
少女「そう、この素敵なお姉さん、は、私を喫茶店に誘った。水曜日の、午後2時。私たちは、江ノ島の坂をのぼって、古い喫茶店に入った。午後2時」
カランコロン
少女「見慣れた景色が、この島の、見慣れた坂が、いつもと違って見えた。水曜日、午後2時……」
ゆめこ「海、かぁー」
ゆめこ「海、かぁー」
カランコローンと入った喫茶店で少女を劇団に勧誘したわ
そこで流れてきたのはジャニスイアンのアットセブンティーン
少女「そーだ、出て行こう!そーだ、出て行こう!そーだ、出て行こう!」
と少女は江ノ島から出て劇団員となることを決めたわ
ラッキー
テーブルではソーダがシュワシュワとはじけていたわ
少女「ソーダ、出て行こう!ソーダ、出て行こう!ソーダ、出て行こう!」
もしや!だじゃれをかまされた!?
新しい劇団員あだ名はソーダ
初の女優だわ

























