夾竹桃のうた


夏に咲く花 夾竹桃
戦争終えた その日から
母と子供の おもいをこめて
広島の 野にもえている
空に太陽が 輝くかぎり
告げよう世界に 原爆反対を



小学生の時

この歌を
先生から教えてもらいました

1年生から6年生まで

毎年
夏になると歌いました

8月6日の登校日にも
もちろん
みんなで歌いました


深い意味も知らずに…


あたしは
爆心地から近い小学校に通ってました

先生は

「原爆の日
ここに居た子の殆どが死んだんょ」

などと言う教え方は
全くしませんでした

たぶん
子ども達が
無闇に怖がらないよぉに

その配慮からだったのだと
今は思います


夾竹桃は
原爆で被災し

70年?100年?草木が生えないといわれた広島市に

いち早く咲いた花で

その花を見た市民に
復興への希望を与えてくれたとのこと


夾竹桃には

強い毒があるそうです

危険な植物であるにしても

同時
被爆で焼け野原になった広島に
元気を与えてくれた花です

あたしが物心ついた頃の広島は
緑がいっぱいでした

感謝します


なぜ
戦争をするのでしょう

核兵器を持つのでしょう

あたしには
理解できません



空に太陽が 輝くかぎり
告げよう世界に

原爆反対を