鞍取峠で少し休憩したあと、再び歩き始めます。
小さな流れに沿って下って行きます。
橋を渡ったり、ちょっと冒険的な感じの場所を通って楽しく歩けます。
下りていくと少し広めの道になり、この辺りは歩きやすい道です。![]()
浄空欣了法師塔という表示がありました。
宝永八年(1711年)建立とかなり古いものです。
飢饉の際、献身的な施しをした僧を称えて建てられたそうです。
これですね。少し斜面の上の方にあります。
私以外はみんなスルーしていました。💦
ずっと流れに沿って歩きますので、雨だと滑りやすくかなり危ない道です。
今回は、お天気の良い日で良かったです。![]()
下った先は、御杖村の桃俣宿です。
白髭神社
倭姫(やまとひめ)縁の神社らしいですが、詳しいことは分かりません。
階段の上にありますので、通り過ぎました。
宿場の中を歩いていきます。
のどかな風景を楽しみながらさらに歩きます。
何かのお社がありますが、そばまで行けませんでした。
この木にぶら下げられた長い籠はうなぎ捕獲用です。
この辺りの川では、うなぎが獲れるようですね。
松阪の地名が見えてきましたね~。いよいよ三重県になります。
この交差点を右に行きますが、ここを左に少し行った所にトイレがあります。
この案内板の下に書かれている「姫石の湯」で、
今回は、温泉に入って帰ることになっています。
何の変哲もない、普通のトイレですが、一時話題になったトイレです。
中は、かなり広めのユーティリティトイレという感じです。
でも、特に豪華さはありません。
ただ、オストメイト、おむつ交換などに対応しているのが
先進的かもしれません。
実は、このトイレ建設費に一億円かけて建てられたトイレです。
男性用と女性用、各1室しかないトイレ。
建物の材料には、地元・奈良県産の木材を使用。
建設費用は10年かけて返済する「過疎債」で賄い、実際に村が負担するのは3割。
それでも、村民一人当たりの負担は6万7千円。
賛否両論ありましたが、行ってみて思ったのは、
なぜ個室を男女1つだけ?ということです。
数人で行くと、結構待ち時間がかかります。
今回、私たちは女性だけでも10人以上いたので、途中から男性用も
利用していました。
せめて女性用は3室は欲しかったですね~。
ここまで広くする必要もなく、若干広めの1室と普通サイズ1~2室
あればよかったのに。
これでは実用的とは言えないかも。と思ってしまいました。![]()
トイレの周りは広い駐車場になっていて、ドライブの時にも利用できるのは
いいことですが、一人しか使わないってあまりなさそう。![]()
もう少し利用者のことを考えて作ればよかったと感じました。
まあ、普段はそれほど多くの人が一度に来ることがないのかもしれませんね。
さて、ゴールまであと少し。姫石の湯までは10kmありますが、
今回は手前でバスに乗り、姫石の湯まで移動します。
山すそは紅葉が始まっていてとてもきれい。![]()
景色を楽しみながら舗装された道を歩きます。![]()
集落の中に入ってきました。
まつや旅館という旅館がありました。
泊まりながら歩く人は、こういったお宿で1泊していくのでしょうね。
昭和のタバコ屋さんといった風情のお店。
のどかな里山の中を歩きます。
民家の軒先にかかしが置かれていました。
このお宅の玄関の上に、木槌のようなものが飾られています。
何なのかな?
以前初瀬街道の時に、しゃもじが飾られていたのを見ましたが、
それと同じ理由かな?![]()
ちょっと分かりませんでした。
しゃもじのあった場所はこちらの記事で。
今回と、次回はここで温泉に入ってからの帰宅になります。
1時間ほど時間をもらったので、ゆっくり温泉に入ることができました。
時間はギリギリいっぱいまで温泉で使ったので、
道の駅で買い物する時間がほとんどなく、お腹が空いていたので、
さつまいものパウンドケーキとトマトを買いました。
結局、バスの中では食べることができず、家に帰ってから食べました。
さつまいものパウンドケーキも、トマトもとてもおいしかったです。
この日の歩行距離は、15.8km。歩数は、27588歩でした。
次回は、バスに乗ったところまで戻ってここまで歩きます。
そして、また温泉に入ってから帰ります。
道の駅で、もう少し買い物ができるといいなぁ。
来週、行ってきます!







































