以前から行きたかった室生龍神三社へ行ってきました。
最初に向かったのは、龍鎮神社です。
室生ダムから歩いて行きます。
良いお天気で絶好の龍神巡り日和と言えそう。
ボランティアガイドさんと一緒に回ります。
ダム湖の奥の方には赤い橋も見えていていい景色。
赤い橋、渡れるのかそばの女性がガイドさんにお聞きしたら、
５年前に小学生が母親の目の前でこの橋から転落し、
以来通行止めになっているそうです。
悲しい事故があったのですね。
このダムができて５０年になります。
ダム湖を対岸に渡って、川沿いに奥へと歩いて行きます。
この辺りは室生火山群があった土地で、このような柱状節理の
岩があちこちで見られます。
赤い橋が見えてきました。（前出のつり橋ではありません）
この橋の向こう側から川に沿って歩きます。
ここは深谷龍鎮渓谷という場所で、
宇陀地域最大のパワースポットと言われています。
ここにも屏風のような岩が隆起しています。
右側の大きな岩の手前に転がっている白い石柱は
龍鎮神社の古い鳥居の足だそうです。
大水で折れて流されてきたようです。
川沿いに少しずつ上がって行きますが、
この辺りはとても涼しくていい気持ちで歩けます。
水も飲めるほどきれいだそうです。
アップダウンはあまりなく、楽に歩いて行けます。
珍しい苔や植物もいっぱいありますので、
景色だけでなく、植物も楽しめます。
これはイワタバコの葉です。
橋のたもとから歩いて１０分ちょっとで到着です。
ここからは、河原まで降りるので少し石段があります。
この鳥居をくぐって下へと降りて行きます。
前の週まで大雨が降っていたので、水量が多く
とても見ごたえがあります。
雨量の少ないときは、ちょろちょろとしか流れていないそうです。
こちらが龍鎮神社です。
透き通った水がとてもきれい！
ここに龍が住んでいると言われています。
正面に拝所がありますので、そこからお参りします。
この中に入って、お参りします。
水をつかさどる雨乞いの龍神「高龗神」（たかおかみのかみ）が祀られいます。
ここを管理しているのは、室生口大野駅の近くにある
海神社ということで、御祭禮の時はそこから宮司さんなどが
来られるとのことでした。
以前は歩いて来られていたのですが、今は軽トラでお供えなどを
持ってこられるそうで、そのためここまでの道は狭いようでも途中まで
軽トラが入るように広げたそうです。
手を浸してみましたが、とても冷たくていい気持ちでした。
また、登って来た道を戻ります。
橋に近い所では、河原で小魚を捕まえたり、水遊びしている
家族連れが何組がいました。
ここなら天然の流れるプールでいいかも。
橋の近くは浅いので泳げるほどの深さもなく、
子供も楽しめていい所だと思います。
何より涼しくて熱中症にはならないです。
神社といっても社務所なども無いので、
もちろんご朱印もありません。
薄いピンクのホタルブクロが咲いていました。
またぜひ行きたい神社でした。
次の龍の神社へ向かう前に、ランチを食べに行きました。
