最後の目的地は、仙厳園です。

 

フェリー乗り場から向かう途中にあった建物

旧鹿児島紡績所跡(異人館)

 

バスガイドさんが色々説明してくださいましたが、

あまり覚えていません。ごめんなさい。💦

 

結構広いので、時間が足りるかな?

ここでは、しろくまを食べるつもりなので、

散策以外に30分ほど余分に時間が欲しいです。

 

園内に入ります。

 

 

この石垣は反射炉跡です。

 

鉄製大砲の鋳造のために、28代斉彬が築いた施設の後です。

かつてはおよそ20mの高さの炉があったそうです。

 

庭園の方に向かいます。

 

途中に門がありました。

正門です。

明治28年(1895)、29代忠義が建てたもので、建材は楢の木を使っています。

門の上部中ほどに島津家の家紋が彫られています。

 

 

いいお天気で、緑も鮮やかに見えますね。

 

 

錫門

この門は、屋根を錫(すず)で葺いているからこの名前になっています。

錫は薩摩の特産品です。

江戸時代は、藩主とその世子(嫡男)のみがここを通ることができました。

 

NHKの大河ドラマ「西郷どん」では、渡辺謙さん演じる斉彬が

薩摩と江戸を行き来するシーンをここで撮影したそうです。

 

 

 

壁の向こうになにやら変わった石灯籠が見えています。

 

獅子乗大石灯籠でした。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、桜島が真正面に見えます。

絶好の撮影スポットです。

 

 

御殿

江戸時代は別邸として、明治からは一時本邸として使用された御殿。

現在の建物は、明治17年(1884)に改築されたものが主体となり、

藩主の部屋は全て最高級の屋久杉で作られているそうです。

 

時間が無かったので、中には入りませんでした。

外からちょっと撮影。

 

 

御殿の前の池

 

手前の丸い部分にある石は亀石という名前がついています。

 

 

この下の写真の、人が二人歩いているところにある

石灯籠は鶴灯籠と言って、安政4年(1857)に、28代斉彬が

ガス灯の実験を行った灯籠です。

この後、城下町をガス灯で灯す計画をしていたのですが、

志半ばで急死したとのこと。

 

 

望嶽楼

 

望嶽楼は江戸時代初期に琉球国王から薩摩藩に贈られたと

伝わるものです。 

床に敷かれた塼(せん)とよばれる273枚の敷き瓦は、

中国秦(しん)時代(紀元前3世紀)の阿房宮(あぼうきゅう)の

ものを写したといわれ、内部に掲げられた扁額(へんがく)は、

中国東晋(とうしん)時代(4世紀)の書家、王義之(おうぎし)

の書を模したものと伝えられています。

 かって勝海舟も異国情緒あふれるこの建物で、島津斉彬と対面しました。

(案内板より)

今は中に敷かれている石がくすんでいますが、

できた当初は真っ黒でピカピカだったそうです。

(ガイドさんの説明)

 

 

千尋巌

裏山にあります。

 

山肌にある岩に白い文字で千尋巌と書かれています。

 

大池 曲水の庭

 

 

ここから御殿と千尋巌が見えます。

 

もう少しだけ続きます。