今回のツアーは一之宮巡りがメインテーマです。
しかし1日目に新田神社へ行ったあとは、普通の観光でした。
2日目の一之宮巡り再開です。
西大山駅から30分もかからないぐらいで到着しました。
薩摩の国一之宮 指宿市にある枚聞神社です。
枚聞神(開聞神)を祀る九州本島の最南端に鎮座する古社です。
通称「おかいもんさま」と呼ばれているそうです。
大日孁貴(おおひるめのむち)命、天之忍穂耳(あめのおしほみみ)命、
天之穂日命、天津彦根命、活津(いくつ)彦根命、熊野樟日命、
多紀理毘売(たぎりひめ)命、狭依(さより)毘売命、
多岐都比売(たぎつひめ)命の9柱をまつる。
創建は古く、860年(貞観2)に従四位下を授けられている。
882年(元慶6)には正四位下となり、
885年(仁和1)奉幣が行われ、延喜の制では小社に列せられた。
(世界大百科事典より)
ここの手水舎に魅了されました。
苔むした手水鉢が何とも言えないいい雰囲気を出しています。
家に持って帰りたいと思うぐらいです。
龍も迫力があります。
後ろ姿の脚がかわいい~。
この神社には狛犬がいません。
たまたまお見かけした神主さんに狛犬はいないんですか?と
お聞きしたところ、この辺りはあまり狛犬は無いらしいです。
代わりに、門守(かどもり)が鳥居の両側にあり、
狛犬の役目をしているとのことでした。
鳥居の両側にある小さなお社が門守です。
奥に見えるのが拝殿です。
お天気が良ければこの奥に開聞岳が見えるそうです。
まだ曇っていたので、残念ながら雲の中でした。
拝殿の天井には花の絵が描かれています。
奥にあるこちがが本殿です。
これらの社殿は天明6年(1786)に建てられたものです。
拝殿の前に2つの手水鉢が置かれています。
この手水鉢にも苔がたくさんついています。
宝暦五年かな?
この神社にも大きな楠があります。
枚聞神社のご朱印です。