久しぶりというにはあまりにも久しぶりの
京極夏彦さん著 超長編の百鬼夜行シリーズが昨年出ました。
鵼の碑(ぬえのいしぶみ)
相変わらずの分厚さ。
新書版なので、値段も3960円と高額。
なので、図書館で借りることにして待つこと半年。
ようやく順番が回って来ました。
この分厚さ!1280ページです。
文庫本の立て半分ぐらいの分厚さです。
借りられる期間は2週間。
早速読み始めましたが、期間内に読めるかなぁ~。
ちょっと無理そう。
当然大きいし、重たいので通勤途中で読むために持ち運ぶことはできません。
なので通勤や休憩時間に読む本は、文庫でまた別のものを
持って行っています。
初期の頃に出していた作品は全て読んでいます。
超長編でも読んでいるうちに色んなことがつながって
最後にちゃんとつながるストーリーがすばらしく、
大ファンになりました。
とても面白かったです。
が、ある時から全然違う作品になり、どれも何だか
面白くなく、読むのを止めてしまいました。
最近ちょくちょく百鬼夜行シリーズが出ていたので、
また読み始めていたのですが、いつもの内容では無く
もう昔のような作品は書かないのかなと思っていました。
今回、超長編が出ているのを知り、もしやと思って借りてみると
やはり昔の作品に関係のある内容でうれしくなりました。
登場人物も懐かしい人が出て来ていて、楽しんでいます。
期間内に読めるかどうかは、ちょっと無理そうですが、
借りなおしても最後まで読みます。
そんな分厚いのは枕にならないニャ!