観心寺は、大阪府河内長野市という場所ですが、奈良県と

和歌山県に隣接した地にあります。

広いお寺なので、2回に分けて記事をアップしたいと思います。

 

 

観心寺は、西暦701年に修験道の開祖・役行者が開創され、

 後に弘法大師空海が真言宗の道場とした寺院です。
境内には弘法大師の筆頭弟子道興大師実恵の墓、

南北朝の英雄楠木正成の墓、

第九十七代後村上天皇の御陵などがあります。

 

 

 

 

八重の梅がきれいに咲いていました。

 

 

山門

 

 

階段の上に見えているのが本堂の金堂です。

ご本尊は如意輪観音(国宝)です。

彩色の六臂(手が六本)像。像高109.4センチメートル。

平安時代の密教美術の最高の仏像といわれており、秘仏で

毎年4月17・18日の2日のみ御開帳しています。

 

 

 

 

元禄三庚午年五月十八日(1690年)の石灯籠

 

 

金堂

金堂は大阪府下で本堂として最古の国宝建造物であり、

七間四方、単層入母屋造、和様、禅宗様、大仏様の

折衷様式の代表的な遺構である。 

室町時代初期に建立され、豊臣秀頼の時、江戸時代の中期、

明治の初め、昭和の初め等たびたび修理し、

昭和五十九年に昭和大修理の落慶をみた。 

本尊は如意輪観音で脇侍は不動明王、愛染明王、

内陣に板製の両界曼茶羅がある。(HPより)

 

 

 

中でお坊さんの法話を聞きました。

お話上手な方で楽しく拝聴させて頂くことができました。

 

本堂の前にある弘法大師礼拝石

 

 

立派な金堂です。

 

 

建掛塔(たてかけとう)

本当は三重の塔になるはずでしたが、建築中に楠木正成が戦に敗れて死去したため、

一層で終わってしまったという残念な塔

 

 

 

 

 

弁天堂

夏になると池には蓮の花が咲くそうです。

 

 

阿弥陀堂

 

梅が満開でした。

 

 

 

境内には約300本の梅の木が植えられています。

 

 

星塚

金堂の周りに北斗七星に見立てた7つの星塚があります。

これはその1つ

ゆっくり1周すると厄落としができるとのこと。

 

 

 

 

 

 

御影堂

 

 

 

 

後村上天皇槇尾陵参道

 

天皇陵までは急な坂になっています。

時間が無いので上まで行きませんでした。

 

 

開山堂(本願堂)

 

 

 

 

 

 

お堂の裏手には、道興大師御廟があります。

 

 

楠木正成首塚

延元元年(1336年)、神戸の湊川で討死後、正成の首級が

観心寺に送り届けられ、首塚として祀られています。

 

 

 

 

 

鐘堂

 

2につづく