十九番藤次寺から徒歩で約5分ほど。
千日前通りを隔てた高津にあります。
地名は高津(こうづ)といいますが、こちらのお寺は
高津山(たかつざん) 報恩院です。
創建 寛文年間(1661〜1673)
江戸時代初期(約三百年前)名僧「良遍上人」が、
大阪の東部上町台地に現世利益の不動明王信仰の世相にあった
北向不動尊を建立したと言われています。
ご本尊は、不動明王です。
ここも以前は月一ぐらいの割合でお参りに来ていました。
入ってすぐに石の不動尊があります。
北向き不動尊です。
こちらが本堂
中には入れませんが、こちらにご本尊の不動明王像が
祀られています。
北向き不動尊の反対側に南向き不動尊があります。
相生の樟(くすのき)の向こう側です。
こちらの不動尊は黒くなっていますが、大阪大空襲で焼けた
せいだとのこと。
境内はあまり広くありませんが、小さなお社などもあります。
その昔、焼いた鉄を押し付けられていた娘に代わって
くれたという身代わり地蔵です。
役行者
秋葉大権現(右手)
枝垂れ紅梅がきれいに咲いていました。
ご朱印です。
今回の摂津八十八ヶ所はこちらで終了です。
引き続き、近辺の神社を回ります。