ゴールデンウイークの唯一のお出かけは、奈良県にある

室生寺へしゃくなげを見に行きました。

 

本当は4月に行く予定でしたが、前日に体調を崩して日延べしていました。

3日は良いお天気。早起きして出かけました。

不便な場所なので車で行こうか、電車で行こうか迷ったのですが、

ゴールデンウイークなので、高速道路が渋滞するかもと思い、

今回は電車で出かけました。

 

室生口大野からのバスは1時間に1本です。

GW中は臨時バスも出ていました。

 

 

 

橋の向こうにお寺があります。

 

室生寺に行くのは、もう5回目ぐらいです。

前回は10年~12年ぐらい前かな。

随分久しぶりです。

 

 

太鼓橋を渡って行きます。

 

 

 

 

 

 

境内は山の斜面に沿ってかなり広い範囲です。

 

 

 

仁王門

 

 

 

 

 

 

 

金堂へと続く鎧坂

 

 

両側のしゃくなげは、もう終わりに近い感じでした。

 

国宝の金堂です。

特別拝観中で、中に入れます。というか、以前はいつでも入れたと

思うのですが・・・。

中にはとても素晴らしい仏像がたくさんあります。

のはずか・・・。たくさんではなくなっていました。

 

中尊 釈迦如来立像(平安時代 国宝)

薬師如来立像 (平安時代 重要文化財)

文殊菩薩立像 (平安時代 重要文化財)

十二神将 (鎌倉時代 重要文化財)

他の仏像はどこに?

以前はぎっしりと並んで、過密状態だなと思っていたのに。

 

10年来ない間に何かと変わっていました。

後で、所在は明らかになりました。

 

仏像など内部の写真は当然NGなので、興味のある方はHPでどうぞ。

 

金堂から見る弥勒堂

 

金堂の左手にある弥勒堂

 

 

そして、今回しゃくなげより見たかったのはこちらの石仏

金堂の手前にあります。

 

軍荼利明王です。

 

軍荼利明王は、密教において宝生如来の教輪転身とされており、

さまざまな災いを取り除いてくれるといわれています。

一般的には一面八臂で、腕を8本に表現されることが多いのですが、

この軍荼利明王の腕は10本です。

身体の前の手は三鈷印を結び、他の腕には武器や斧を持ちます。

それらの武器で災いから守ってくれるのでしょうね。

享保年代の銘があります。(江戸時代)

 

何度も来ているのに、この石仏には気が付きませんでした。

今回、どうしてもこの石仏を見たかったので、

たくさん写真を撮って来ました。

 

 

更に石段を上がります。

 

 

この辺りのしゃくなげはまだきれいに咲いていました。

 

 

2につづく

ゆっくりとたくさん写真をアップしていこうとおもいます。