最近新聞の読者の声の欄などに、
おばあちゃん・おじいちゃんなどと呼ばれて「腹が立った」「びっくりした」
「ショックだった」「悲しかった」と良く見かける。

確かに、最近はいわゆる初老と言われる年代が
一体いくつからなのかよく分からないほど、みなさん若い。
見知らぬ人に「おばあちゃん」「おじいちゃん」などと呼ばれたら
さぞかしショックだろう。
母も数年前電車で席を譲られた時ショックだったと話していた。

でも、よく考えてみると日本語では、名前を知らない年配の男女に
声をかけるとき、使える言葉が見あたらない。
アメリカで生活していた時は、
女性なら「マム」「マダム」「ミス」
男性なら「ミスター」「サー」と呼びかけていて問題なかった。

私も「奥さん」とか「おばさん」とか呼ばれるより、
もっときちんとした呼び方をして欲しいと思う。

このさい日本語も、
おばさん・おじさん・おばあちゃん・おじいちゃん
奥さん・旦那さん、ご主人などではなく
何か適切な言葉を作ってみてはどうだろうか。
ん~、思いつかないけどみんなで考えるといいアイデアが出るかもしれない・・・。